Eimei みちしるべ 2016年12月05日
(12月05日から12月09日の週)
今週号のバロンズ誌が選んだ「2017年に推奨する10銘柄」
(1)アルファベット(GOOGLE)、
(2)アップル、
(3)シティグループ、
(4)デルタ航空、
(5)ドイツテレコム、
(6)メルク、
(7)ノバルティス、
(8)トール・ブラザーズ、
(9)ユニリーバ、
(10)ウォルト・ディズニー
大納会のゲストが決まった。
リオ五輪で女子レスリング4連覇。
国民栄誉賞を受賞した伊調馨選手だ。
「鐘を打ち鳴らし鐘に勝つのが見たい」と市場関係者。
「金融もスポーツも勝負の世界。パワー全開の勝負強さにあやかりたい」という指摘もある。
以下は過去のゲスト一覧。
文化人の年の翌年は総じて軟調。
五輪選手の年の翌年は総じて堅調な印象。
因みに吉田沙保里選手が参加した翌年の2013年は上昇率が最も大きかった。
◎大納会のゲスト一覧
翌年の日経平均の騰落率 | 2002年 | 長嶋茂雄(プロ野球・前巨人監督) | 24.5% | 2003年 | 毛利衛(宇宙飛行士) ASIMO(ホンダの人間型ロボット) | 7.6% | 2004年 | 野村忠宏(アテネ五輪柔道男子金メダリスト) | 40.2% | 2005年 | 為末大(ヘルシンキ世界陸上選手権400メートル障害 銅メダリスト) | 6.9% | 2006年 | 井口資仁(米大リーグ・シカゴホワイトソックス) | ▲11.1% | 2007年 | 茂木健一郎(脳科学者) | ▲42.1% | 2008年 | 小椋久美子 / 潮田玲子(北京五輪バドミントン女子ダブルス5位) 鈴木孝幸(北京パラリンピック競泳男子50メートル平泳ぎ 金メダリスト) | 19.0% | 2009年 | 石川遼(プロゴルファー) | ▲3.0% | 2010年 | 川口淳一郎(宇宙航空研究開発機構(JAXA)はやぶさプロジェクトマネジャー) | ▲17.3% | 2011年 | 佐々木則夫(サッカー女子日本代表監督) 安藤梢(サッカー女子日本代表) | 22.9% | 2012年 | 吉田沙保里(ロンドン五輪女子レスリング金メダリスト) | 56.7% | 2013年 | 安倍晋三(首相) 佐藤真海(ロンドンパラリンピック・走り幅跳び代表) | 7.10% | 2014年 | シャーロット・ケイト・フォックス(NHK連続テレビ小説「マッサン」の亀山エリー役) 「JPX起業体験プログラム」最優秀チーム代表の中高生 | 9.10% | 2015年 | 佐渡裕(指揮者) | ▲3.8%(30日現在)。 |
日経平均想定レンジ
下限18007円(11月21日安値)〜上限18951円(大発会高値)
★昨年末→今年6月24日の騰落率「グロース(成長・安定)からバリュー(割安・景気敏感)へ」
○上位5業種(TOPIX33業種) ○下位5業種
食料 ▼9.9% 輸送▼31.0%
情報通信▼10.4% 鉱業▼32.9%
水産 ▼12.0% 証券▼35.5%
パルプ ▼12.3% 保険▼36.4%
建設 ▼14.7% 銀行▼36.9%
★6月24日→11月25日の騰落率(同)
○上位5業種(TOPIX33業種) ○下位5業種
保険 △50.8% 空運 △9.1%
その他製品 △42.4% 情報通信 △8.9%
証券 △39.6% 水産 △7.9%
非鉄 △38.1% 医薬品 △3.5%
非鉄ゴム △37.3% 食料 △2.9%
★GPIFが3月末時点で保有している日本株(2120銘柄)
増加したのはNTT、JT。
1位(1)トヨタ(7203) 1億8843万株(1兆1404億円)
2位(2)三菱UFJ(8306) 11億6191万株(6164億円)
3位(6)NTT(9432) 1億1962万株 (5871億円)
4位(4)ホンダ(7267) 1億5214万株 (4728億円)
5位(8)KDDI(9433) 1億5195万株 (4613億円)
6位(12)JT(2914) 9603万株 (4504億円)
7位(3)三井住友(8316) 1億2456万株 (4343億円)
8位(5)ソフトバンク(9984) 7878万株 (4244億円)
9位(7)みずほ(8411) 23億1229万株(3972億円)
10位(24)ドコモ(9437) 1億2285万株 (3179億円)
★OECDの世界成長率は上方修正。
2016年の米国は1.5%、2017年は2.3%成長。
2016年の日本は0.8%、2017年は1.0%成長。
「2018年は財政健全化の取組みが優先するため0.8%成長に減速する」とのコメント。
25日時点の裁定買い残は前週比2481億円増の1兆5558億円と3週連続での増加。
売り残は前週比550億円減の2819億円と7週連続減少。
「買い残が売り残を下回った時が底打ちだった」というのが後講釈ではある。
(兜町カタリスト 櫻井英明)