話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
(8月06日から8月10日の週)
雇用統計は非農業部門の就業者数が前月比15.7万人増と、市場予想の19万人増を下回って着地。
失業率は0.1%ポイント低下して3.9%。
「減税による恩恵が一部でなくなることに加え、貿易摩擦の問題から投資家は下半期に慎重になるのではないか」という指摘もある。
労働参加率(生産年齢人口に占める働く意志を表明している人の割合)は62.9%と、前月から横ばい。
広義の失業率は0.3%ポイント低下し7.5%。
2001年3月以来で最低となった。
賃金は小幅な伸びで1時間当たり賃金は平均で前月比0.3%(7セント)上昇。
アップルは一時208.74ドルまで上昇し、過去最高値を更新。
時価総額1兆ドルの大台に乗せたが「アップルの株価になお値頃感がある」との見方だ。
「世界の富の編在を加速させる存在。1兆ドルという時価総額は日本企業最大のトヨタの5倍弱。
日本の上位12社を足してようやく並ぶ規模」という声もある。
日経平均想定レンジ
下限22452円(7月SQ値)〜上限23274円(2月2日マド明け水準)
GPIFの新興中小型銘柄運用銘柄を見ていた気が付いたのはIRに熱心な銘柄。
アトランダムに挙げてみると・・・。
カナミック(3939)、インフォテリア(3853)、中本パックス(7811)、日進工具(6157)、マイネット(3928)、ピックルス(2925)、セック(3751)、モバファク(3912)、ベステラ(1433)、プロシップ(3763)、ヨシムラ(2884)、ビーロット(3452)など。
その昔はワイヤレスゲート(9419)が並んでいたこともあった。
(兜町カタリスト 櫻井英明)