話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
(1月15日から1月18日の週)
●○○となった年初3日。
このケースの年間騰落は4勝2敗で勝率66.7%。
1月はすべて月足陽線だった。
●○○は今年で7回目。
過去6回の年間平均騰落率。
54年▲5.8%、60年△55.1%、64年▲0.7%、
72年△91.9%、88年△39.9%、94年△13.2%。
平均では△32.2%だ。
ある投資家さんの指摘は「●○○のパターンは88年に似ている」
チャートを見てみると1月の21000円台から12月には3万円。
AIが過去を踏襲するのならこの記録も登場してくる可能性はある。
ちなみに1988年は「次の年号は和光」とのデマ情報で和光証券が突飛高したという。
(9日付日本証券新聞)。
1988年から89年がバブルの絶頂期。
意外と良い年かも知れない。
日経平均想定レンジ
下限20238円(5日線)〜上限20814円(25日線)
2018年の投資主体別売買動向で海外投資家(外国人)が2年ぶりに日本株売り越し。
売り越し額は5兆7448億円と7兆円を超えた1987年以来31年ぶりの大きさだった。
個人投資家は7年連続の売り越し。
売越額は3695億円と17年(5兆7934億円)から大幅に縮小。
18年はこうした売りを日銀のETF買いが支えた格好だ。
ユーラシアグループの「2019年世界の10大リスク」
↓
(1)悪い種 米欧政治の混迷、同盟関係の弱体化など
(2)米国と中国 科学、経済、安全保障をめぐる摩擦が激化
(3)サイバー攻撃 抑止力が利かない問題も露呈へ
(4)欧州のポピュリズム 欧州連合の弱体化も
(5)米国の内政 トランプ大統領の不正追及で混乱
(6)技術革新、冬の時代 安保上の懸念などで国際協力が停滞
(7)国際協調に背を向ける指導者たち トルコ、ブラジルなど
(8)メキシコ 左派の新政権の経済政策に懸念
(9)ウクライナ ロシアとの外交・軍事的な緊張
(10)ナイジェリア 大統領選挙(2月)の結果次第で混乱も
世界銀行の改定世界経済見通し。
2019年の世界全体の成長率は2.9%。
18年6月時点から0.1ポイントの下方修正。
世界全体2019年2.9%(▲0.1%)、20年2.8%(▲0.1%)。
米国19年2.5%(0.0%)、20年1.7%(▲0.3%)。
ユーロ圏19年1.6%(▲0.1%)、20年1.5%(0.0%)。
日本19年0.9%(0.1%)、20年0.7%(0.2%)。
中国19年6.2%(▲0.1%)、20年6.2%(0.0%%)
ロシア19年1.5%(▲0.3%)、20年1.8%%(0.0%)。
ブラジル19年2.2%(▲0.3%)、20年2.4%(0.0%)
世界貿易量19年3.6%(▲0.6%)、20年3.5%%(▲0.5%)。
(兜町カタリスト 櫻井英明)