話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
(9月17日から9月20日の週)
Quick調査の9月6日時点の信用評価損率は▲15.15%。
6日時点の信用買い残は741億円減の2兆2209億円。
同信用売り残は593億円増の9594億円。
日経HVは14.1、日経VIは15.29。
9月6日時点の裁定買い残は1165億円減の3721億円と4週ぶりの改善。
当限は1333億円減の2923億円。
翌限以降は168億円増の797億円。
同裁定売り残は1282億円増の2兆666億円と8週連続の増加。
当限は924億円増の1兆6522億円。
翌限以降は356億円増の4143億円。
売り残は過去最高を更新。
買い残は東日本大震災翌週のレベルまで低下。
日経平均想定レンジ
下限21619円(9月11日マド明け水準)〜上限22617円(週足のボリンジャーのプラス3σ水準)
★曜日別勝敗
(9月13日まで)
↓
月曜19勝11敗。
火曜20勝15敗。
水曜17勝18敗。
木曜15勝19敗。
金曜23勝13敗。
2021年大河ドラマ「青天を衝け」 製作開始。
主人公は(1万円札肖像になる)明治の実業家渋沢栄一翁。
関係した会社は多い。
みずほ(8411)
石川島(7013)
清水建設(1803)
いすず(7202)
澁澤倉庫(9304)
古河グループ
日経木曜朝刊の「世界素材広告特集スマホ編」。
結構興味深い。
「支えるのは日本が誇る先端素材」。
「スマホには日本企業の元気がギュッとつまっているんです」。
このコピーは強い。
登場したのは三菱ガス化学(4182)、ゼオン(4205)、太陽HD(4626)、高純度化学(4973)、AGC(5201)、三井金(5706)など。
他社のフィールドではなく、自分のフィールドで正々堂々と戦う企業たちという印象だ。
先日あるIR・PR会社の部長さんと話していたのは「ものつくり企業IRセミナー」。
あるいは「製品のある企業のIRセミナー」。
どうもこの路線は面白い気がする。
まさに自分のフィールドで戦う戦士たちの集合となろうか。
日経朝刊スクランブルでの「買われる隠れ買収巧者」。
音響機器のヒビノ(2469)をべた褒めしている。
同社株に継続した買い物を入れているファンドのCEOのコメント。
「音響市場は大手の撤退が相次ぐ一方、メインプレイヤーの非上場の中小企業は経営者の高齢化による事業継承に悩んでいる。ヒビノはその中で買収で業容を拡大している」。
締めは「投資家にも銘柄発掘の解像度を高め、森を見ないで木を見る発想が求められそうだ」。
教訓チックだが間違ってはいない。
明るいのは「鶏卵、4ヶ月ぶり高値」の見出し。
タマゴ価格と株価に因果関係はないが、不思議と株の上昇局面では鶏卵価格は上がる。
タマゴが先か、株価が先かは不明だが、不思議な経験則だ。
(兜町カタリスト 櫻井英明)