話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(1月14日→17日の週)
Quick調査の12月27日時点の信用評価損率は▲11.07%。
2週ぶりの改善。
12月27日時点の信用売り残は1203億円減の8920億円。
2週連続の減少。
同信用買い残は500億円減の2兆2236億円。
2週連続の減少。
信用倍率は2.29倍(前週2.25倍)。
12月27日時点の裁定売り残は112億円増の7501億円。
3週ぶりの増加。
当限は109億円増の4906円。
翌限以降は2億円増の2595億円。
同裁定買い残は72億円減の8701億円。
3週ぶりの減少。
当限は72億円減の8540億円。
翌限以降は1億円増の160億円。
12月30日時点の裁定売り残は370億円減の7131億円。
1日だけなので2日ぶりの減少。
当限は374億円減の4532円。
翌限以降は4億円増の2599億円。
同裁定買い残は138億円減の8563億円。
2日ぶりの減少。
当限は136億円減の8403億円。
翌限以降は1億円減の159億円。
日経に掲載の数字は当限だけなので間違えやすい。
「おもちゃのチャチャチャ」のようなイラン問題は夜遊び玩具。
「東京の昼は欧米世界の夜」という現実は忘れてはならないだろう。
「おもちゃは箱を飛び出して踊るおもちゃのチャチャチャ」。
そして「今日はおもちゃのお祭りだ。みんな楽しく歌いましょ」。
最後が「おもちゃは帰るおもちゃ箱。
そして眠るよチャチャチャ」だった。
格言的には・・・。
「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」
「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者はおそれず」
「強気相場は、悲観の中に生まれ、
懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、
幸福感の中で消えていく」
それよりも「株は下げなきゃ上がれない。株は上げなきゃ下がれない」だろうか。
ちなみに・・・。
昨年の日銀のETF買いは4兆3772億円。
予算の6兆円に対して進捗率は73%。
REITは528億円で予算900億円に対して進捗率59%。
予算の消化も必要だろう。
日経平均想定レンジ
下限23656円(大納会終値)−上限24107円ボリンジャーのプラス2σ水準)
投資家さんが調べてくれた「大発会マイナスの年の年間株価のアノマリー」。
過去10年の大発会が下落の年は4回。
そのうち年間上昇は4回で4連勝中だ。
2014年大発会15864円▲382円 大納会17450円△ 年間騰落〇
2015年大発会17408円▲42円 大納会19033円△ 年間騰落〇
2016年大発会18394円▲582円 大納会19114円△ 年間騰落〇
2019年大発会19561円▲452円 大納会23656円△ 年間騰落〇
2020年大発会23204円▲451円 ?
3月のFTSE指数組み入れ銘柄の見直しに関する予想はみずほ証券のレポート。
《新規採用候補》
レーザーテック(6920)、JCRファーマ(4552)、スシロー(3563)、
SMS(2175)、寿(2222)、東芝テック(6588)、シップ(3360)。
《除外候補》
北海道電(9509)、タダノ(6395)。
リバランスは3月20日の大引け。
日経木曜朝刊では組み合わせで読みたい記事が2つ。
一つは「韓国サムスン電子の業績が底入れ」。
次世代通信規格「5G」普及が半導体とスマートフォンの主力2事業に追い風。
2020年12月期は2年ぶりの増益見通し。
5Gへの期待で株価は最高値に迫る。
もう一つは「昭和電工(4004)が半導体とディスプレー材料の生産力増強」。
合計約30億円を投じ、中国・上海と台湾の既存工場に新たな設備など導入。
次世代通信規格「5G」や有機EL向けに需要が高まる材料は納入先の電子機器メーカーが集積する現地で供給力を高める方向。
対象は亜酸化窒素とオクタフルオロシクロブタンの2製品。
同社の世界シェアは亜酸化窒素が1割、オクタフルが4割。
キーワードは「5G」だが政府は安全性・安定性・開放性の3要件を規格整備に盛り込むという。
5Gの基地局などは海外の上位3社が市場の8割を占めている。
しかしこの3要件を踏まえると海外企業は対象外になるという。
ちなみに5Gの市場規模は19年1100億円。
23年は4兆2000億円に拡大するという。
「5Gの拡大→高速大容量の通信を支える高性能半導体が必要不可欠→日本企業の素材に恩恵」。
この理想的な構図が展開しそうな気配だ。
(兜町カタリスト 櫻井英明)