話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(1月20日→24日の週)
Quick調査の12月27日時点の信用評価損率は▲10.86%。
2週連続の改善。
1月10日時点の裁定売り残は2223億円減の9354億円。
2週ぶりの増加。
当限は32010億円増の6543円。
翌限以降は212億円増の2811億円。
同裁定買い残は1484円減の7078億円。
2週ぶりの増加。
当限は1486億円減の6917億円。
翌限以降は1億円増の160億円。
「今月にも12カ月移動平均と24カ月移動平均のゴールデンクロスが達成され長期の強気シグナルが点灯する」との指摘。
今月中の達成には日経平均株価が24510円以上で終えることが必要条件。
もっとも今月中に日経平均が24000円近辺で推移した場合でも、2月の終値が21500円以上であればゴールデンクロス発生。
長い目で見れば楽しみになってきた。
日経平均想定レンジ
下限23746円(25日線水準値)−上限24513円(ボリンジャーのプラス3σ水準)
★大和証券予想、1月TOPIXのFFW見直しに伴う売買インパクト(一部抜粋)
●ウエート差上位銘柄
銘柄略称 | 売買代(百万円) | 売買インパクト(日) | |
6920 | レーザーテク | 4198 | 0.44 |
7203 | トヨタ | 2254 | 0.07 |
1414 | ショーボンド | 2080 | 3.86 |
3267 | フィルカンパニ | 1559 | 4.99 |
4382 | HEROZ | 1538 | 2.13 |
3148 | クリエイトSD | 1496 | 8.11 |
6758 | ソニー | 1301 | 0.03 |
8306 | 三菱UFJ | 1038 | 0.04 |
9984 | ソフトバンクG | 986 | 0.01 |
9432 | NTT | 973 | 0.07 |
●ウエート差下位銘柄
銘柄略称 | 売買代(百万円) | 売買インパクト(日) | |
6920 | レーザーテク | 4198 | 0.44 |
7203 | トヨタ | 2254 | 0.07 |
1414 | ショーボンド | 2080 | 3.86 |
3267 | フィルカンパニ | 1559 | 4.99 |
4382 | HEROZ | 1538 | 2.13 |
3148 | クリエイトSD | 1496 | 8.11 |
6758 | ソニー | 1301 | 0.03 |
8306 | 三菱UFJ | 1038 | 0.04 |
9984 | ソフトバンクG | 986 | 0.01 |
9432 | NTT | 973 | 0.07 |
★みずほ証券予想、1月TOPIX?FFW見直しに伴う売買インパクト
●ウエート変化トップ5
銘柄略称 | 売買代(百万円) | 売買インパクト(日) | |
6920 | レーザーテク | 4130 | 0.46 |
7203 | トヨタ | 2164 | 0.07 |
1414 | ショーボンド | 2001 | 3.47 |
4382 | HEROZ | 1486 | 1.48 |
3267 | フィルカンパニ | 1464 | 3.31 |
●ウエート変化ボトム5
銘柄略称 | 売買代(百万円) | 売買インパクト(日) | |
4508 | 田辺三菱 | -42151 | -12.49 |
4307 | NRI | -14246 | -4.43 |
7532 | パンパシHD | -9076 | -3.23 |
9627 | アインHD | -1799 | -2.47 |
3549 | クスリのアオキ | -1611 | -0.96 |
21日から開催予定のダヴォス会議を前にして世界経済フォーラムが「グローバルリスク報告書」を発表。
2年ぶりにトランプ米大統領が出席。
残念ながら安倍首相はビデオレターを昨日撮影していた。
報告書では・・・。
20年に増大するリスクは経済的対立と国内政治の二極化。
今後10年の発生するリスクは「異常気象」、「大規模自然災害」などが上位。
結局はESGとSDGsに帰着するようだ。
そんな最中にEUは脱・化石燃料に10年で120兆円の投資を行うという記事。
石炭を外し、石油比率も下げ、再生エネルギーを賛美している。
温暖化の原因が二酸化炭素という証明はされていないが少なくとも異常気象は間違いない。
これは理解できる。
そして考えておくべきは石油やシェールとの関係。
もう石油には頼らないというのだから、中東諸国にとっては大問題。
脱石油は中東米国の悲惨ということにつながることになる。
そして「油断の国」の日本にとっては悪くない方向。
省エネに進んできた日本は脱石油エネも得意になってくるに違いない。
興味深いのはマネックスの公募投信。
企業経営者との対話を通じて価値向上を目指す運用だという。
個人マネーを呼び込み、資産運用業を収益の柱にするという。
ロボット投資などとは真逆の世界を目指したことは違和感でもある。
方向性を見失い明確な未来を描けない証券界が実業他社の「価値向上」を目指すのは可能なのだろうか。
ここに疑問が残る。
自社の明確な未来像を示すのが先だろうと思うのは杞憂だろうか。
もっとも方向は悪くないし企業が投資家に身近になるという点でも悪くない。
ただ投信という武器を持った対話というのは圧力にはならないのかどうか。
自己を含めて当初100億円程度の規模ではそんなことはなかろう。
(兜町カタリスト 櫻井英明)