話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
(7月27日→7月31日の週)
Quick調査の7月17日時点の信用評価損率は▲18.14%(前週▲18.71%)。
4週ぶりの改善。
7月17日時点の信用売り残は93億円減の8927億円。
3週連続の減少。
同信用買い残は500億円減の2兆2246億円。
2週ぶりに減少。
2兆円台は10週連続。
ボトムは3月27日週の1兆7545億円。
ピークは1月31日週の2兆4637億円。
金額ベースでの信用倍率は2.49倍(前週は2.57倍)。
7月17日時点の裁定売り残は825億円減の1兆7407億円。
(当限は1兆5435億円)
2週連続の減少。
同裁定買い残は500億円増の3684億円。
(当限は2925億円)。
5週ぶりの増加。
今年の曜日別勝敗(7月22日まで)
↓
月曜13勝13敗
火曜15勝12敗
水曜13勝14敗
木曜12勝16敗
金曜13勝14敗。
日経平均想定レンジ
下限22601円(7月SQ値)ー上限23178円(6月8日高値)
18日土曜日経の夕刊。
4-6月、ブラックロックに10兆円強の投資資金が流入。
コロナが投資資金を増加。
各国、大量に札を印刷。
今後も資金の流入は続こう。
19日日曜日の日経1面。
米国、月内にも復職ボーナスなど、2兆ドル規模の追加財政出動との報道。
正しく整理すると、第1弾83億ドル(3月、ワクチン開発など)、
第2弾1900億ドル(3月、失業給付拡充など)、
第3弾2兆2000億ドル(3月、家計現金給付など)、
第3.5弾4840億ドル(4月、中小企業支援など)で総計約320兆円。
ここにさらに第4弾の約210兆円が加わる方向。
日本は2回の補正予算。
合わせて一般会計総額60兆円近く。
でも「これではまだ足りない」との声。
規模の違いが株価の違いと言ってしまえばそれまでだが・・・。
消費税減税を行っているドイツや英国との差も感じられる状況。
後手後手では勝てないと言っても良いだろう。
GSの不動産セクターのレポート。
「国内宿泊(外国人観光客除く)と国内ツアー旅行消費額は6兆円。
うち東京都民の都外への旅行消費は約5661億円、東京都内への観光消費は54566億円との試算。
これらを除く旅行消費額は約4兆9000億円。
仮に今回の補正予算約1兆7000億円がすべて旅行消費へ費やされた場合のインパクトは34%となる」と指摘。
東京以外の都府県に立地するホテルのウエイトが高いREITはJHR(8985)が73%、
INV(9863)が42%、星野RR(3287)が94%、
いちごホテ(3463)が89%、大江戸温(3472)が100%、森トラストホテ(3478)が22%と指摘。
(兜町カタリスト 櫻井英明)