話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
(9月28日→10月2日の週)
Quick調査の9月18日時点の信用評価損率は▲11.21%。
(前週▲13.36%)。
3週連続改善。
9月18日時点の信用売り残は214億円増の1兆120億円。
3週連続の増加。
1兆円台は」6月26日時点以来。
同信用買い残は37億円減の2兆3826億円。
5週ぶりに減少。
2兆円台は19週連続。
金額ベースでの信用倍率は2.35倍(前週は2.41倍)。
9月18日時点の裁定売り残は117億円増の1兆7558億円。
(当限は1兆6951億円)
3週連続で増加。
同裁定買い残は411億円増の4076億円。
(当限は3042億円)。
2週ぶりの増加。
日経朝刊スポーツ面のコラム「逆風順風」。
題名は「いずれ球は来るの極意」。
直球にしろ変化球にしろ、多少の差はあれ、ベースの上、
つまり自分の目の前に来るのだから、思い煩うことはない。
という合気道の巨匠。
「じっと球を待ち。来たら打てばいいではないか」。
まさにその通りなのだろう。
球は必ず来る。
相場も必ず来る。
だったら思い煩うことなく、日々一喜一憂することなく、待てばよい。
しかしそれば待てないからややこしいのが相場でもある。
その意味では結構「岡目八目」なのかも知れない。
思い煩うからアレコレ右往左往し、結果は「滑稽と悲惨」では目も当てられないだろう。
一方で待っても来ないことがあるのが台風。
12号は潮岬から伊豆半島の間に上陸する筈が、結局房総半島の300キロも東を北上している。
細心のコンピューターを用いて予測しても外れた現実。
そう考えると、AI投資もHFTもこんなものと思えてくるから不思議だ。
国際半導体製造装置材料協会は2020年半導体製造装置の世界販売額上方修正。
過去最高の647億ドル(約6.8兆円)に達する見通し。
背景は「データセンターや中国からの特需」。
「小さな囁き大きなうねり」の一端かも知れない。
新型コロナウィルス感染者の数字。
新規感染者は576人、退院者が690人それぞれ増えた。
死者は1543人だったので現在感染者数は121人減って5491人。
7月23日以来の水準まで減ってきた。
その前は5月9日、その前は4月13日の水準だ。
ボトムは6月23日の779人だった。
ピークは8月10日の15041人。
今年の曜日別勝敗(9月24日まで)
↓
月曜17勝16敗
火曜19勝16敗
水曜17勝19敗
木曜15勝22敗
金曜18勝18敗。
日経平均想定レンジ
下限23047円(9月1日終値月足陽線基準)ー上限24115円(1月17日高値)
ノーベル賞受賞者発表予定。
↓
医学生理学賞5日(月)
物理学賞6日(火)
化学賞7日(水)
文学賞8日(木)
平和賞9日(金)
経済学賞12日(月)。
少し目についた格言。
↓
「アナリストの説明できぬ相場が面白い」。
「一徹張りは貧乏神」
「陰陽は循環す」
「買った自慢は負けての後悔」
「考えの裏が本道」
「機会が人を見捨てるよりも人が機会を見捨てるほうがはるかに多い」
「木は庭に植えずに山に植えよ」
「心動けば相場に曲がる」
「材料は後から出る」
「相場に過去はない」
「天才は機会を創る」
「迷者は路を問わず」
「連日の続く相場に逆らうな、ついて行くのが儲かるの道」
「登り百日、下げ十日」。
「理屈上手の商い下手」。
「資産家は恐慌時に生まれる」。
「相場のカネとタコの糸は出し切るな」。
「上り坂の悪材料は買い、下り坂の好材料は売れ」。
「株が高いときは最上に見え、安い時は最低に見える」。
「相場に過去はない」。
「相場は明日もある」。
「押し目の浅い相場は大相場」。
「買いにくい相場は安く、買いやすい相場は安い」。
「過去に学べ。しかし過去は繰り返さず」。
「今日の高値は明日の安値」。
「新値には黙って付け」。
「バラを切る如く売るべし」。
(兜町カタリスト 櫻井英明)