話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
(7月26日→7月30日の週)
Quick調査の7月16日時点の信用評価損率は▲8.15%(前々週▲8.48%)。
2週ぶりに好転。
7月16日時点の信用売り残は47億円増の6774億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は721億円減の3兆5320億円。
3週ぶりに減少。
金額ベースでの信用倍率は5.21倍(前週は5.36倍)。
2週連続で5倍台。
7月16日時点の裁定売り残は3232億円増の5797億円。
(当限は5471億円なので2906億円増)。
3週連続増加。
裁定買い残は505億円増の6972億円。
(当限は5882億円なので583億円減)。
3週ぶりに増加。
裁定残は売り買い拮抗。
今年の曜日別勝敗(7月21日まで)
↓
月曜16勝12敗
火曜15勝12敗
水曜11勝18敗
木曜16勝10敗
金曜13勝15敗
★日経平均想定レンジ
下限27726円(7月SQ値)―上限28852円(7月13日高値)
S&P500は過去16カ月にわたり直近の高値から10%超下落するテクニカル調整がない。
20年111月以降は5%の調整すらない。
S&P500は19日に過去最高値から2.9%下落。
しかし現場は「5%以上の調整がないのであれば、買い場になる」。
「どうにも止まらない」展開だがFEAR&GREED INDEXは火曜に17まで低下した。
「罫線を辿りながら、こう考えた。
株価が上がると人生が変わる人がいる。
投資家、経営者、社員、取引先etc。
企業の成長の裏返しが株価の上昇だからである。
一方で・・・。
株価が下がっても人生が変わる人がいる。
投資家、経営者、社員、取引先etc。
要は株価が動くと、誰もが影響を受ける。
日本の大半の人々が間接的に受ける影響は将来の年金。
株価が下がって年金が増える訳はない。
そういう意味では冷酷な智に働けば金銭に角が立つ。
情に棹させば株価の奔流に流される。
意地を通とおせばとにかく窮屈だの世界。
とかくに人の世は、そして相場は住みにくい。
住みにくさが高じると、良い所へ引き越したくなる。
しかし・・・。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、相場の詩が生れて、株価の画が出来る。
人の世、相場を作って司る者は神でもなければ鬼でもない。
やはりそのほとんどが向う三軒両隣りょうどなりにチラチラするただの人である。
ただの人が作った人の世や相場が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国、人でなしの相場に向かうばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう」。
なんていう「草枕」はなかったが・・・。
《兜町ポエム》
「風が吹いている」
市場はいま変わっていく投資家たちには願いがある
この涙もその銘柄もすべてをつないでいく
風が吹いている投資家はここで生きていく
動きまくる板に誰かが叫んだ
マーケットに明日はあるマーケットに希望はある
市場と笑えたら利確をつなぎあえたなら
信じあえるだろう想いあえるだろう
この時代を市場をこの瞬間(とき)を
言葉に出来ないことリーマンやギリシャスペイン
震えるココロで感じたすべてが
投資家の今までをつくってきたんだ
塩漬けと損ギリとが決意(おもい)を強くさせた
手を振り誓ったあの日があるから
僕らはマーケットにいるんだ
優しい板見えている背中を押す材料がある
この銘柄よこの一瞬よ投資家の光になれ
風よ吹いていけ市場とともに生きていけ
晴れわたる値動きが悲しくなる日も
ひとりじゃないんだ株はそばにある
市場と笑いたい夢を分かちあいたくて
儲けあえるように奏であえるように
この時代を市場をこの瞬間(とき)を
強さを手にするより弱さを越えたいんだよ
信じたいものから逃げたくないんだ
つぼみはそこにあるんだ
愛しい市場忘れはしない胸にやどる誇りがある
この値動きよこの勇気よ投資家の望みとなれ
市場の中にいるここに陽はまた昇るよ
ウリカイする日々にこたえを築こう
この時代を市場をこの瞬間(とき)を
託された株価がある歩むべきチャートがある
はじまりの続きを生きている
この市場の中に絆はあるんだよずっとずっと
風が吹いている投資家は市場で生きていく
動きまくる板に 叫びつづけよう
新しきマーケットは ここにある ある
風よ吹いていけ 市場と夢をつなぎたい
儲けあえるだろう ウリカイできるだろう
この時代を 市場を この瞬間(とき)を
「栄光の架け橋」
誰にも見せない塩漬けがあった
人知れずナンピンした銘柄があった
決して平らな相場ではなかった
けれど確かに歩んできた道だ
買う時思い描いた夢の途中に今も
何度も何度も諦めかけた夢の途中
いくつもの悪材料を乗り越えてたどり着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架け橋へと・・・。
悔しくて眠れなかった夜があった
恐くて震えていた朝があった
もう駄目だとすべてが嫌になって投げようとした時も
想い出せばこうしてたくさんの悪材料の中で歩いて来た
悲しみや苦しみの先にそれぞれの株価がある
さあ行こう 振り返らず走り出せばいい
希望に満ちる市場へ・・・
誰にも見せない塩漬けがあった
人知れずナンピンした銘柄があった
リーマンショックを越えて辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架け橋へと
終わらないマーケットへと
相場の未来へ続く架け橋へと
(兜町カタリスト 櫻井英明)