話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
(8月23日→8月27日の週)
Quick調査の8月13時点の信用評価損率は▲10.24%(前々週▲11.01%)。
4週ぶりに好転。
8月13日時点の信用売り残は418億円増の7248億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は265億円減の3兆4115億円。
3週連続で減少。
金額ベースでの信用倍率は4.71倍(前週は5.03倍)。
6週ぶりに4倍台。
8月13日時点の裁定売り残は133億円減の4539億円。
(当限は4129億円なので135億円減)。
3週連続で減少。
裁定買い残は575億円増の6780億円。
(当限は541億円増なので541億円増)。
4週ぶりに増加。
今年の曜日別勝敗(8月19日まで)
↓
月曜18勝13敗
火曜17勝14敗
水曜13勝20敗
木曜18勝12敗
金曜14勝17敗
8月第1週の海外投資家動向
現物710億円買い越し(2週間ぶり)
先物3271億円買い越し(2週連続)
合計3981億円買い越し(2週連続)
先週末からの「金曜ロードショー」はスタジオジブリ。
もう呪い復活はないと考えたいところ。
★日経平均想定レンジ
下限26728円(ボリンジャーのマイナス3σ水準)―上限27730円(25日線水準)
「離れ小島に流されても一つだけ経済統計が見ることが出来るとしたら何を選ぶ?」
グリーンスパン元FRB議長が即答したのが「鉄スクラップ価格」。
日経平均の先行指標ともされている。
土曜深夜のドラマ「準教授・高槻彰良の推察の中」での言葉。
「人は説明のつかない事態を恐れる。
だから現象を解釈しようとする
それも無理やり解釈しようとする」。
これは相場に通じる。
製造業の稼ぐ力が上向く。
4→6月期の売上高純利益率は7.0%。
前年同月の0.8%から急伸。
過去最大だった18年4→6月期(7.3%)に迫る。
自動車や鉄鋼、半導体などの業種で改善が目立つ。
新型コロナウイルス禍で合理化を強め筋肉質になったところで需要が戻り利益が出やすくなっている。
「4?6月期純利益2.8倍。通期純利益36%増」だ。
(兜町カタリスト 櫻井英明)