みちしるべ 22年11月07日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》


(11月7日→11月11の週)

10月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.70%(前週▲11.04%)。
2週連続で好転。
10月28日時点の信用売り残は149億円減の6875億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は318億円減の3兆1160億円。
3週ぶりに減少。
信用倍率は4.53倍(前週4.48倍)。
10月28日時点の裁定売り残は192億円増の4804億円。
2週ぶりに増加。
同裁定買い残は1912億円減の6193億円。
6週連続で減少。
当限は売り残が189億円増の4379億円。
買い残が1982億円減の4211億円。
翌限以降は売り残が3億円増の425億円。
買い残が69億円増の1981億円。


10月第4週(10月24日─10月28日)の週間海外投資家動向。
現物835億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物945億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計1780億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物1041億円売り越し。
先物862億円売り越し。
合計1904億円売り越し。
信託銀行は現物1100億円買い越し。
先物329億円売り越し。
合計770億円の買い越し(6週連続)。

10月第3週(10月17日─10月21日)の週間海外投資家動向。
現物4930億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
合計1387億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計3542億円売り越し(2週連続で売り越し)。
個人は現物1482億円買い越し。
先物576億円買い越し。
合計2059億円買い越し。
信託銀行は現物1330億円買い越し。
先物51億円買い越し。
合計1381億円の買い越し。


今年の曜日別勝敗(11月4日まで)

月曜20勝18敗
火曜25勝18敗
水曜21勝21敗
木曜22勝19敗
金曜20勝20敗


現象はFOMC通過でのNY急落。
パウエル議長の発言を水を差すような解釈で覆っての株安債券高。
「利上げの一時停止を考えるのは非常に時期尚早だ」。
そんなこと市場でさえ予想していないし、0.75%→0.5%になるだけで十分だろう。
それでもネガな心理が拡大したのは「株価が上昇していたから」という方がすっきりする。
NYダウは10月月間で13.95%上昇。
1カ月の上昇率としては1976年1月以来46年9カ月ぶりの高水準。
しかも理由は「FRBが12月に利上げ幅を縮めるとの観測が浮上」。
その通りになったにも関わらずの急落は46年9カ月ぶりの上昇の反動なのだろう。
日々の猫の目のように変わる解釈にいちいち関わると創造力と発想が鈍るような気がする。

来年は癸卯(みずのとう)。
十干の10番目にあたる「癸」と十二支の4番目にあたる卯の組み合わせ。
十干十二支では40番目にあたる組み合わせ。
陰陽五行説では「癸が水の陰のエネルギーを表し、卯が木の陰のエネルギー」を表現。


<癸の意味>

「癸」は雨や露、霧など、静かで温かい大地を潤す恵みの水。
十干の最後にあたる癸は、生命の終わりを意味するとともに、
次の新たな生命が成長し始めている状態を意味している。

<卯の意味>

「卯」は穏やかなうさぎの様子から安全、温和の意味。
うさぎのように跳ね上がるという意味がある。
卯年は何かを開始するのに縁起がよく、希望があふれ、景気回復、好転するよい年になると言われている。
「癸」と「卯」の組み合わせから、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると考えられる。

「辰巳天井」に向けての序章という見方もできようか。

★日経平均想定レンジ

下限26890円(10月21日安値)−上限28659円(9月13日高値)

11月の日経平均騰落率カレンダーは22日(火)が40勝18敗で勝率68.97%。
7日(月)が19勝39敗で勝率32.76%。

11月の株高アノマリー。
NYダウは2013年から20年まで8年間。
日経平均も2012年から20年まで9年間。
11月に高かった。
そして大統領選と中間選挙の年の月後半の上昇アノマリー。
取引所再開以来42勝31敗(勝率5.5%)。
95年から02年にかけて8年連続高だった。

NYは中間選挙のある年の11月は強いというアノマリー。
1950年以降、NYダウ、S&P500は月間で2番目に強い月。
NASDAQ総合は1971年以降、月間で最も強い月。
例外は1974年。
NYダウは7.04%安、S&P500は5.31%安、NASDAQ総合は3.49%安。

日銀金融政策会合ではETF買入れの見直しが行われた。
従来は「銘柄毎の市中流通残高に概ね比例するよう買入れ」。
「原則として信託報酬率が最も低い銘柄を買入れる運営」に変わった。
市場の流通残高、すなわち市場実勢を反映するのではなく保管時のコスト削減を重視するという印象。
ただゴールドマン・サックス証券のリポート。
「これはあくまで銘柄選択上のルール変更に過ぎないため、市場インパクトは皆無と思われる」。


モルガン・スタンレーのリポートは「アクティブファンドによるカラ売り残が増加した銘柄」。。
計120の個別ファンドを推計。
10月末時点において前月末から空売り残が増加した日本株リスト。
「グローバル・エクイティ」、「日本株」、「グローバルESG」に該当するファンドの運用資産残高は10月31日時点で37844億ドル。
うち日本株の残高は287億ドル。
銘柄名 空売り残(百万円) 前月比(百万円)
9104 商船三井 195,599 83,991
9984 ソフトバンクG 266,216 81,676
6920 レーザーテク 138,902 70,646
9101 郵 船 231,464 67,511
9434 ソフトバンク 169,853 59,361
6594 日電産 148,123 43,610
6273 SMC 78,461 39,707
3038 神戸物産 76,780 19,747
9020 JR東日本 103,345 19,737
3391 ツルハHD 22,886 14,383
7741 HOYA 39,338 12,309
3697 SHIFT 27,214 12,207
9107 川崎船 76,542 12,178
4661 OLC 55,225 11,593
7272 ヤマハ 発 100,370 10,515
8303 新生銀 20,744 9,219
8972 ケネディオフィ 11,744 9,050
2502 アサヒ 153,072 8,435
8956 NTT都市R 15,224 8,372
6753 シャープ 60,795 7,861
4768 大塚商 34,245 7,545
8750 第一生命 19,361 7,282
4922 コーセー 40,253 7,020
6966 三井ハイテ 27,729 6,829
3283 プロロジス 19,834 6,600

(兜町カタリスト 櫻井英明)


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