話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
(8月28日→9月1日の週)
8月18日時点のQuick調査の信用評価損率は▲11.73%(前週▲9.35%)。
2週連続で悪化。
8月18日時点の信用売り残は395億円減の8244億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は100億円減の3兆6642億円。
2週連続で減少。
信用倍率は4.44倍(前週4.25倍)。
7週連続で4倍台。
6週連続で4倍台。
8月18日時点の裁定売り残は199億円増の470億円。
5週ぶりに増加。
裁定買い残は455億円減の722億円。
2週ぶりに減少。
当限は売り残が199億円増の470億円。
買い残が451億円減の7465億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が4億円減の156億円。
8月第3週(8月14日─8月18日)の週間海外投資家動向。
現物7415億円売り越し(8週ぶりに売り越し)。
先物936億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計8351億円売り越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物3558億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物1765億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計5323億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
信託銀行は現物1067億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物76億円売り越し。
合計1144億円売り越し(9週連続で売り越し)。
8月第2週(8月7日─8月10日)の週間海外投資家動向。
現物1799億円買い越し(7週連続で買い越し)。
先物4661億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
合計6460億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物2395億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物1225億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計3621億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物2719億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物103億円売り越し。
合計2822億円売り越し(8週連続で売り越し)。
今年の曜日別勝敗(8月24日まで)
↓
月曜21勝10敗
火曜24勝8敗
水曜16勝17敗
木曜17勝15敗
金曜19勝12敗
アクティブETF第一弾が上場承認の報。
東京証券取引所は21日、アクティブ運用型の上場投資信託(ETF)6本の上場を承認した。
いずれも9月7日に上場する。
海外ではすでにアクティブETFは2000本上場。
有名なのはキャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントが運用するアーク・イノベーションETFなど。
アクティブETFの場合、東証が日々公表するインディカティブNAV・PCF情報でどういった銘柄を保有しているか日次での確認が可能。
世界では25カ国33の取引所ですでにアクティブETFが上場している。
運用資産残高のペースも加速。
日本円にして約80兆円規模になりつつあるとされる。
米国ではETF全体のなかでアクティブETFの割合は5?6%程度。
日本の場合、ETF全体の残高は60兆円。
しかし日銀の保有などを除くと約10兆円程度。
アクティブ運用型の上場投資信託(ETF)に関しての記事。
↓
シンプレクスAMの「投資家経営者一心同体ETF」について。
『東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン』(8月21日時点の純資産754億円)、日興AMの「ジパング・オーナー企業株式ファンド」(同590億円)。
など成功しているアクティブ投信がある。
世界のアクティブETF純資産の約半分は債券型であるのを踏まえ、「債券型アクティブETFの登場も期待されるとの見方。
他の指数との比較感が出ればどのアクティブETFを選べば判断しやすいだろう。
NF日経レハ(1570)でさえ足元の純資産総額は年初と比べて大きく減っている。
長期投資を呼び込まないといけない。
高配当ETFの決算期が年4回ある。
分配金でリターンを小出しにするのでなく、長期投資のためのETFなら配当込み運用とした方が良かろう。
政府のGX実行会議会議の資料。
CO2の削減が正しいのかどうかは不明だがいずれにしても世界の方向性であることは間違いない。
今朝の日経朝刊では「政府、GX予算に2兆円超」の見出し。
蓄電池や半導体、水素関連などの方向性が出ている。
結構役に立つ。
↓
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gx_jikkou_kaigi/dai6/siryou1.pdf
★日経平均想定レンジ
下限31420円(6月8日安値)ー上限33488円(8月1日高値)
銘柄の成長は相撲番付のようなもの。
天与の才能があり、練習をしっかりと積んで、実戦を勝ち抜けたものだけが出世できる。
小手先の技術やどさくさ紛れで出世しても長続きは難しいし、栄光には届かない。
この見極めこそ重要だろう。
上場で相撲の十両。
プライムが相撲の幕の両。
そしてプライム150が三役。
その先の大関横綱への道は相当遠い。
そして横綱は東京ではなく海外にいるのも現実だ。
ここまで行くとタニマチの存在にも左右されるだろうが。
もっとも陥落や引退は滅多にない。
先日ネットで見つけたコメント。
アナリストに関するものだが、正鵠を射ている。
「三流である可能性が高いアナリストが使う言葉」。
↓
☆「押し目買いの好機」
買い推奨していた銘柄が暴落したときに使われる言葉。
株価の下落を予想できなかったことを見事に棚に上げ、平然と「今が好機」と推奨。
他人のお金でなければ決して出来ない。
☆「悪材料出尽くし」
なぜ悪材料が出たのかと言う根本的な問題は無視。
今回ほど悪いことはもうないので「来期は増益→買い」という推奨。
更に業績が悪化しても彼らには関係ない。
その頃には他の銘柄で同じようなことをいえば良いだけ。
☆「ペアトレードを推奨」
わずかな業績の差に着目して、セクター内でのロング&ショートを推奨。
完全にナルシスト・アナリストの行為。
☆「決算後に見極めたい」
結論を保留し後出しジャンケンを決め込んだときの文言。
株価が当たらない以前に、業績予想まで投げ出すという仕事放棄の状態。
場当たり的なネタがなくなった時に出てくる言葉。
☆「業績予想を引上げるが、目標株価は引き下げる」
コメディの世界。
「私は正しいが、市場環境が悪かった」という居直り。
中長期的に業績が良くなるのであれば強気の買いコールをするべき。
本当に市場環境のせいだけで株価が下落したなら更に強気の買いコールだろう。
ロジックが破綻している。
(兜町カタリスト 櫻井英明)