みちしるべ 23年09月04日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》




(9月4日→9月8日の週)

8月25日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.74%(前週▲11.73%)。
3週ぶりに好転。
8月25日時点の信用売り残は370億円増の8614億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は96億円増の3兆6738億円。
3週ぶりに増加。
信用倍率は4.26倍(前週4.44倍)。
8週連続で4倍台。
8月25日時点の裁定売り残は80億円減の389億円。
2週ぶりに減少。
裁定買い残は318億円増の794億円。
2週ぶりに増加。
当限は売り残が80億円減の389億円。
買い残が316億円増の7782億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が2億円増の158億円。

8月第4週(8月21日─8月25日)の週間海外投資家動向。
現物2016億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物964億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計1082億円売り越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物1160億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物250億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計909億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物218億円買い越し(5週ぶりに買い越し)。
先物150億円売り越し。
合計68億円買い越し(10週ぶりに買い越し)。

8月第3週(8月14日─8月18日)の週間海外投資家動向。
現物7415億円売り越し(8週ぶりに売り越し)。
先物936億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計8351億円売り越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物3558億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物1765億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計5323億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
信託銀行は現物1067億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物76億円売り越し。
合計1144億円売り越し(9週連続で売り越し)。


今年の曜日別勝敗(9月1日まで)

月曜22勝10敗
火曜25勝8敗
水曜17勝17敗
木曜18勝15敗
金曜20勝13敗

S&P500指数は29日までで月間で1.99%安。
このままだと6カ月ぶりに月間ベースでマイナスで終える。
アノマリー分析に詳しいトレーダーズ・アルマナックによれば、9月の米株には最も弱いジンクスがあるという。
1950年以降はダウ工業株30種平均、S&P500指数、
1971年以降はナスダック総合指数が最もパフォーマンスが悪い月だという。
大統領選挙前に株が強含む経験則を持ってしても、このアノマリーは覆せないという。
ダウは1950年以降の大統領選挙前の年に上昇7回、下落が11回で平均騰落率はマイナス0.8%。
S&P500は上昇6回、下落が12回。
ナスダック総合指数(1971年以降)は上昇7回、下落が6回・
かろうじて上昇回数が上回っている。
ただ平均騰落率はマイナス0.8%だった。
夏の終わりを告げるレイバーデー(今年は9月4日)の休日後、
ポートフォリオマネジャーは23年7?9月期(3Q)末を控えてパフォーマンスの悪いポジションを売却する傾向があるという。


★日経平均想定レンジ

下限31420円(6月8日安値)−上限33488円(8月1日高値)

株式あるいは資産運用の世界はどうも変化球ばかりになってきたような気がする。
言い換えれば総論ばかりで各論のない世界。
資産運用あるいはNISAの重要性はわかる。
積み立て投資だって間違っていないだろう。
でも市場を席巻しているのはNISAの仕組みや資産運用のイロハのイの世界ばかり。
何をどうすればよいのかという具体論は乏しい。
学問的に資産運用を論じるだけで実務論が希少。
誰も玉に当たりたくないから、実践の一歩手前での寸止めばかり。
これでは欲求不満になる。
株式見通しにしても、海外の話と債券の世界から取り込んだような理論が多い。
これは高尚ではある。
でも役に立たないことが多い。
ジャクソンホールを通過すれば今度は「米雇用統計の週」。
後で大した分析もしないのにスケジュールにだけは忠実だ。
本当に欲しいのは、きっと「何をどのように売ったり買ったりすればよいのか」の話だろう。
逆に個別具体論になると目立つのは運の良い投資家さんたちの「こうして1億円儲けた」みたいな話の横行。
投資家さん自らが相場を語る世界が一気に登場している。
本来株式投資は黙って行うものだろうがこのルールは崩れてきた。
「儲けた人が偉い」。
これは否定しない。
でもそんなに儲かるならわざわざ他人に教える必要もないだろうというのが疑問としては残る。
東京株式市場の銘柄に、あるいは投信やETFなどに真正面から取り組む話が欲しいものだ。
変化球のようにも思えるが実際は直球(ストレート)がフォーシームと呼ばれるようなものなのだろうか。

■主な防衛関連銘柄
(コード) 関連事業の内容
細火工(4274) 発煙筒など
日製鋼(5631) ミサイル発射装置など
石川製(6208) 機雷など
日立 (6501) 艦艇搭載システムなど
東芝 (6502) 探知レーダーなど
三菱電(6503) 対空レーダーなど
NEC(6701) 防衛管制や指揮統制システム
富士通(6702) 指揮統制や教育訓練システム
OKI(6703) 防衛関連機器システムなど
三菱重(7011) 戦車や戦闘機など
川重 (7012) 練習機や哨戒機など
IHI(7013) 防衛省向けの航空機エンジン
名村造(7014) 艦艇修繕やメンテナンス
SUBARU(7270) 練習機や戦闘ヘリ


★第一次世界大戦(1914年7月→18年11月)
NY株は16年11月までに3割上昇。
米国参戦が近づくと16年11月→17年12月まで3割下落。

★暗黒の木曜日(1929年10月24日)
29年9月高値→32年6月まで8割以上下落。

★太平洋戦争(1941年12月→45年8月)
開戦から終戦までに7割上昇。
日本株は例えば石川島が開戦前の700円から45年3月1600円台まで上昇。

★朝鮮戦争(1950年6月→52年1月)
NY株4割、日本株9割上昇。

★キューバ危機(1962年)
NY株は61年12月→62年10月まで2割下落。
その後急反発。

★ニクソンショック(1971年)
NY株の下落は限定的。

★オイルショック(1973年)
74年11月までにNY株は3割、日本株hは2割下落。

★湾岸戦争(1991年)
NY株はじり高。

★9.11(2001年)
NY株は急落したが∨字回復。

★ジャクソンホール会議のFRB議長の発言を受けた金融市場の反応
S&P500(%) 2年債利回り(Bps) 10年債利回り(Bps)
8/23/2013 0.39 -1 -7
8/22/2014 -0.20 2 -1
8/28/2015 0.06 2 -1
8/26/2016 -0.16 6 6
8/25/2017 0.17 0 -2
8/24/2018 0.62 2 0
8/23/2019 -2.59 -8 -8
8/27/2020 0.17 0 6
8/27/2021 0.88 -2 -3
8/26/2022 -3.37 2 1
Median 0.11 1 -1
Average -0.40 0 -1


(兜町カタリスト 櫻井英明)

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