みちしるべ 23年11月27日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》




(11月27日→12月1日の週)

11月17日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.05%(前週▲9.53%)。
2週ぶりに好転。
11月17日時点の信用売り残は824億円増の8517億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は1187億円減の3兆7561億円。
3週連続で減少。
信用倍率は4.41倍(前週5.04倍)。
8週ぶりに4倍台。
11月17日時点の裁定売り残は187億円増の247億円。
2週ぶりに増加。
裁定買い残は1466億円増の8141億円。
3週連続で増加。
当限は売り残が187億円増の247億円。
買い残が1466億円増の8141億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が0億円。

11月第3週(11月13日─11月17日)の週間海外投資家動向。
現物3629億円買い越し(4週連続で買い越し)。
先物6667億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計1兆296億円の買い超す(3週連続で買い越し)。
個人は現物5722億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物189億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計5911億円売り越し(3週連続で売り越し)。
信託銀行は現物238億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物1107億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計1346億円売り越し(2週連続で売り越し)。

11月第2週(11月6日─11月10日)の週間海外投資家動向。
現物783億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物1兆482億円買い越し(2週連続で買い越し)。
3月第2週以来8カ月ぶりの大きさ。
合計1兆1266億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物2545億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物1309億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計3855億円売り越し(2週連続で売り越し)。
信託銀行は現物547億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物1232億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計1779億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。

今年の曜日別勝敗(11月24日まで)

月曜26勝16敗
火曜33勝13敗
水曜23勝21敗
木曜23勝21敗
金曜25勝20敗

土曜の日経朝刊では「上場来高値、今年266社」の見出し。
特に時価総額の大きい主力企業の高値更新が目立つという。
トヨタ、商事、日立、ホンダ、OLC、日清食品、山パン、ファーストリテ、東京エレクトロンなど。
日本代表企業の「変身」が背景だという分析。
キーワードは円安、投資家目線の改革、脱デフレ時代の勝ち組、世界需要の取り組みで成長など。
今後の課題はさらなる成長のための投資だという指摘もあるし、時価総額もまだまだ足りない。
それでも「上場来高値」は更新してきている。
一方で、大正製薬がMBOとの報道。
最近MBOやTOBを発表する企業も多い。
ベネッセ、東京特殊電線、キトー、最近のJBRなどもそうだ。
企業価値の向上やPBR1倍問題の解決にはなろう。
しかし市場が魅力的ないということの傍証でもある。
上場来高値更新をとMBO。
この対立する命題の解を見つけるにはまだ少し時間がかかりそうだ。
そういえば、12月20日に東芝も上場廃止になる。
まさに「光と影」といった格好。

大和のレポートは「11月最終週は配当の再投資で堅調傾向」。
11月最終週は中間配当の支払いが多い。
ピークは12月1日。
次いで12月4日、5日、そして11月27日、30日。
TOPIX採用企業で約7兆円の支払いが見込まれる。
だから「11月最終日を含む週は堅調となる季節性が強い」。
説得力はある。
以下は11月最終営業日を含む週の日経平均(円)
2000年以降で負けは2015年、そして直近2年。
「3年連続でアノマリー消滅」あるいは「3年ぶりにアノマリー」。
今年は復活に期待感がある。

★日経平均想定レンジ

下限33096円(11月15日安値)−上限35251円(プラス3σ水準)

米国市場の感謝祭(サンクスギビング・デー)の祝日は毎年11月の第4木曜日に決まっている。
全市場が休場となる。
感謝祭前の水曜日と後の金曜日に米株にみられた強いジンクスが近年は弱まる傾向にあるという。
1952年以降の35年間での水曜日と金曜日のS&P500指数のパフォーマンス。
両日の合計でマイナスとなったのは1964年の1回だけだったという。
しかし1987年以降の35年間では、下落10回に対して上昇が26回。
サンクスギビングの週の平均騰落率は1952年以降の35年間ではプラス0.92%と好調。
1987年以降の35年間ではプラス0.43%にとどまった。

ゴールドマン・サックス証券の14日付のリポート。
24年は日本株式市場にとって転機の年になる見込み。
市場の見通しに対して「強気のスタンスを維持している」との見解。
TOPIXは24年末までに13%上昇し2650に到達すると予想。
13日時点でTOPIXは年初来で23%上昇していたが、さらなる株高を見込んだことになる。
その上での24年の投資アイディア。
(1)東証コーポレートガバナンス改革スクリーニングで抽出した、東証の要請にまだ対応していないがバランスシートが強固で株主還元向上が期待できる銘柄
(2)日本政策保有スクリーニングで抽出した、持ち合い保有株式の簿価の対純資産比率が15%以上の銘柄
(3)日本マルチバガースクリーニングで抽出した、過去に時価総額が5年間で10倍以上拡大した銘柄に類似した特性を有する中小型株
(4)日本経済調査チームが予想する賃金と物価の好循環により上昇が期待できる銘柄を組み入れた日本リフレ関連銘柄バスケット(GSJPREFL)

阪神タイガースの優勝パレ─ド、そしてオリックスも。
ふと思い出したが、この10年優勝パレードの時に底の場所でセミナーをしていることが多い。
2013年楽天優勝の仙台。
2017年だったが18年だったか広島カープ優勝の広島。
その翌年はソフトバンクホークスの優勝だったかファン感謝祭だったか福岡。
そして23日の神戸。
来年秋のスケジュールが決まれば優勝チームもう予想できるのかもしれない。
ところで昨日の神戸でのストボフオーラム。
遠くは能登半島から、関東から、そして中国地方から。
処々方々の投資家さんにご来場いただいた。
そして幅広い年齢層。
5歳の男の子。
ガチャピンを見るように水曜後場を見ているそうだ。
最高齢は明治近くにお生まれというご婦人。
相場の世界は縦横に広い。

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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