みちしるべ 24年02月05日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》




(2月5日→2月9日の週)

1月26日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.60%(前週▲8.24%)。
2週ぶりに好転。
1月26日時点の信用売り残は349億円減の8808億円。
3週ぶりに減少。
同信用買い残は1900億円増の3兆7120億円。
2週連続で増加。
信用倍率は4.21倍(前週3.85倍)。
1月26日時点の裁定売り残は10億円増の750億円。
4週ぶりに増加。
裁定買い残は388億円増の1兆3815億円。
2週連続で増加。
当限は売り残10億円増の750億円。
買い残が388億円増の1兆3815億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が0億円。
日経VIは18.96(前日18.84)。

1月第4週(1月22日─1月26日)の週間海外投資家動向。
現物4105億円買い越し(4週連続で買い越し)。
先物9801億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計5696億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物2946億円売り越し(7週連続で売り越し)。
先物1013億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計3959億円買い越し(7週ぶりに買い越し)。
信託銀行は現物3692億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物1322億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
合計2370億円売り越し(3週連続で売り越し)。

1月第3週(1月15日─1月19日)の週間海外投資家動向。
現物3841億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物139億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計3980億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物1854億円売り越し(6週連続で売り越し)。
先物869億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
合計985億円売り越し(6週連続で売り越し)。
プライム市場での個人投資家の買い付け金額は市場開設以来の最高水準。
信託銀行は現物1915億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物105億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計2980億円売り越し(2週連続で売り越し)。

今年の曜日別勝敗(2月2日まで)

月曜3勝0敗
火曜2勝2敗
水曜2勝2敗
木曜2勝3敗
金曜4勝1敗

市場動向は常識で考えた方が良い。
FOMC通過後の下落は「金利の引き下げが3月から遠のいた」。
しかし5月の利下げ確率は90%台。
時間が経過して雇用統計を通過すれば金地上昇、株は大幅高。
「利下げ観測が後退したが好決算と好調な米雇用統計が経済への信頼感を高めた」との解釈。
解釈は猫の目のように変わる。
「米国金利上昇期は終焉し、いずれ金利は下がる」。
常識的に考えればこうなる。
やはり「いちいち反応しない」姿勢は重要。
両替商の一見立派な理論構築に見えるが実は材料希薄な論理についていくと疲れる。
しかも徒労に終わることは多い。
良く飽きないものだ。


★日経平均想定レンジ


下限36000円(心理的節目)-上限37488円(ボリンジャーのプラス2σ)

1日日経1面の見出しは「上場企業6割増益」の見出し。
第3四半期の決算発表済み企業の6割(270社のうち約160社)が増益だという。
3月決算企業のうち者数で25%、時価総額で22%が決算を発表。
61%が増益で21年第3四半期の73%以来の水準。
純利益の合計は前年同期比70%増。
背景は値上げやインバウンド。
運輸やサービスなど国内内需企業という。
因みに日経朝刊の連載小説は今日から諸田玲子氏の「登山大名」。
今月の私の履歴書は登山家の今井道子氏。
どちらも「登山」で縁起が良い印象。
因みに諸田さんの前回の日経連載は2013年4月からの「波止場浪漫」だった。
2013年のような相場に期待だろうか。

理屈に理屈を重ねた相場推論も間違うことは多い。
傍から見れば多くのネガポジ材料を盛り込んで360度を理論で重ねても間違う。
経済指標や経済イベントなどどこ吹く風。
データを重ね、過去を検証してもその円延長線上に現実の相場は描写されない。
想定外の出来事を「想定外」として自己弁護に走る専門家もいないではない。
それでも「曲がり屋」とさえ言われる。
相場は理屈では動かないということの証左だろう。
格言にある「理外の裡」なのだろう。
むしろほとんど何も考えず心の赴くままの相場観の方が正しいことが多い。
「相場は勘と度胸」とさえ言われる。
たぶんこの投資マインドの周期は役30年。
コンドラチエフの波の半分の時間軸だが、投資家心理の変化の軸は30年。
30年で世代も後退し、相場にうんざりしていた人材が退場し新たな人材が供給される。
見事な波動である。
だから「世代交代」しなければ相場は成長しないとも言えよう。
それは市場関係者も投資家さんも一緒だろう。
企業も一緒かもしれない。
「十年一日」では相場は成長しない。

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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