みちしるべ 24年02月19日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》




(2月19日→2月22日の週)

2月9日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.921(前週▲6.92%)。
3週連続で好転。
2月9日時点の信用売り残は542億円増の9401億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は1315億円増の3兆9500億円。
4週連続で増加。
信用倍率は4.2倍(前週4.31倍)。
2月9日時点の裁定売り残は1036億円減の398億円。
4週ぶりに減少。
裁定買い残は623億円増の1兆2489億円。
2週連続で増加。
当限は売り残が1036億円減の398億円。
買い残が623億円増の1兆2488億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が0億円。

2月第1週(2月5日─2月9日)の週間海外投資家動向。
現物3663億円買い越し(6週連続で買い越し)。
先物4457億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
合計8121億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
個人は現物2277億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物716億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計1560億円買い越し(3週連続で買い越し)。
信託銀行は現物5429億円売り越し(5週連続で売り越し)。
先物2058億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計7549億円売り越し(5週連続で売り越し)。

1月第5週(1月29日─2月2日)の週間海外投資家動向。
現物1783億円買い越し(5週連続で買い越し)。
先物4447億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計2663億円売り越し(2週連続で売り越し)。
個人は現物569億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物439億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計130億円買い越し(2週連続で買い越し)。
信託銀行は現物1421億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物475億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1896億円売り越し(4週連続で売り越し)。

今年の曜日別勝敗(2月16日まで)

月曜4勝0敗
火曜3勝3敗
水曜2勝4敗
木曜4勝3敗
金曜6勝1敗

バブル時高値が迫ってきた。
1989年12月29日の日経平均の38915円ばかりが話題になる。
因みにTOPIXが史上最高値を付けたのはその前日12月28日。
2885ポイントだった。
振り返ってみると当時はあちらもこちらも滅茶苦茶多忙だった。
円高だったからインフレであってもモノの値段は安く感じた気がする。
そして「明日は今日よりいい日になる」というのが世相だった。
「未来は明るい。バラ色が待ち受けているのだろう」。
株も不動産もゴルフ会員権もなんでも上がっていた。
今はどうだろう。
「明日は今日より明るい」という気持ちは希薄。
このマインドで史上最高値目前。
いずれ「未来は明るい」となったら、その時が警戒感のスタートになる気がする。
因み当時NYダウは日経平均の10%程度の水準だった。
その後抜かれたが、昨日終値は38773ドル。
ようやく追いつけそうなところまできた。

《投資十二策Vol.9(令和6年2月版)》

(1)いちいち反応しない
(2)相場は上がりたいときは何があっても上がる。
   逆に下がりたいときには何があっても下がる。
(3)市場は産業革命の先駆者
(4)相場はチコちゃんの気持ちになって考える
(5)地理と歴史を踏まえよう
(6)「ヒト」の心理と「ヒト」の行動に意識を傾けよう
(7)入り口よりも出口が大切
(8)相場は市場の常識ではなく世間の常識で考える
(9)売ったら二度と買えない
(10)見極められのなら見極めようとしない
   見極めるのは銘柄の社会に対する必要性と未来像。
(11)相場では理性と理論ではなく、知性と感性が重要
(12)相場はいつも不協和音と雑音の中で育つ


★日経平均想定レンジ


下限37000円(心理的節目)‐上限40089円(週足のプラス3σ水準)

「ストック・トレーダーズ・アルマナック」の著者ジェフ・ハーシュ氏によると、
2月は年間でS&P500が最も堅調な6カ月の真ん中にありながら、
1950年以降でみると40勝34敗で平均の騰落率は0.1%下落。
年間で2番目に成績が悪い月という。
より最近の約20年間でみると、年初の株買いで上がりやすい「1月効果」を引き継ぐ月前半は上がりやすいが、
半ばにピークを付けた後、下落に転じる傾向が強いという。

「株のことだから、相場のことだから先行き何が起こるかわかりません」。
これは間違っていない。
でも「上がるような気がする」「下がるような気がする」。
これは投資家さんのそれぞれの経験に基づく叡智の決勝だろう。
そこまで否定することは許されない。
思うのは「入口」だけは誰もが喧伝するが「出口」がない。
「株は長くも持てば儲かる」。
これはしいて言えばリーマンショック以降の文化。
日経平均株価は7000円レベルから3万7000円まで上昇してきた。
その前は「株は長く持てば持つだけ損する」が常識だった。
日経平均は39000円レベルから7000円水準まで下落した。
だから一概に長期投資は正しいとは限らない。
いつ下がるかどうかはわからない。
その意味で「相場のことですから」は正しい。
しかし長期のトレンドは「専門家」でなくとも予感できるはず。
この感覚を大切にしたい。

「患者がいるから、医師が存在する」。
フジテレビの「救命病棟24時」の再放送で登場した言葉。
「感謝の命を救うことだけのためにココにいる」。
ドラマだけに格好良い。
しかし命と純粋に向かい合う彼らの姿は現実の医療界にもあるだろう。
そして証券界だって投資家がいるから市場関係者が存在する。
24時間休むことなく相場と向き合っている。
「俺たちは患者を選んだことは一度もない。
ここには患者を死なせて平気な奴なんかいない」。
「死ぬ」の意味は異なるが、株の世界だって実は似たようなところがある。

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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