話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(3月11日→3月15日の週)
3月1日時点のQuick調査の信用評価損率は▲3.60%(前週▲4.77%)。
6週連続で好転。
3月1日時点の信用売り残は1130億円減の9484億円。5週ぶりに減少。
同信用買い残は948億円増の4兆999億円。2週連続で増加。
信用倍率は4.32倍(前週3.77倍)。3週ぶり4倍台。
3月1日時点の裁定売り残は39億円減の340億円。2週ぶりに減少。
裁定買い残は927億円増の2兆525億円。5週連続で増加。
当限は売り残が39億円減340億円。買い残が927億円増の2兆525億円。
翌限以降は売り残が0億円。買い残が0億円。
2月第4週(2月26日─3月1日)の週間海外投資家動向。
現物3834億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物3173億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計661億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物905億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物464億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計411億円売り越し(3週連続で売り越し)。
信託銀行は現物2589億円売り越し(8週連続で売り越し)。
先物1565億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計1024億円売り越し(8週連続で売り越し)。
2月第3週(2月19日─2月22日)の週間海外投資家動向。
現物786億円売り越し(8週ぶりに売り越し)。
先物719億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計66億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物918億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物150億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計1069億円売り越し(2週連続で売り越し)。
信託銀行は現物2235億円売り越し(7週連続で売り越し)。
先物1146億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計1089億円売り越し(7週連続で売り越し)。
今年の曜日別勝敗(3月8日まで)
↓
月曜6勝1敗
火曜4勝5敗
水曜2勝7敗
木曜5勝7敗
金曜8勝1敗
★日経平均想定レンジ
下限39254円(3月月足陽線基準)―上限41514円(週足のプラス3σ水準)
ゴールドマン・サックス証券はTOPIXの12カ月先の目標水準を2900(従来は2650)に引き上げた。
良好なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)のもとでインフレ定着とガバナンス改革の2つの構造変化が進むとの見方は昨年と変わらないとしつつ、
この数カ月の推移をみると「変革への確度は高まっており、投資家の確信も強まっている」との見方。
市場の声。
「価格水準が上がったことで、500円での上下も率にすると大した変動ではなくなって来また。
年初来の上昇スピードが速かったことから、買い遅れた投資家が多いとみられる。
個人投資家も例外ではない。
特に、新NISAの年間投資枠が増えたことから、
この枠を埋めようと調整局面では押し目買い意欲が強まりそう。
『初押しは買い 初戻りは売り』という相場格言がある」。
27日が権利付最終売買日、28日が権利落ち日。
日本では3月末に本決算期末を迎える企業が多いことから、3月の配当落ち額は他の月より大きくなる。
28日前後にかけて、日経平均やTOPIXをベンチマークとしてパッシブ運用を行う投資家は、
配当落ちに伴う運用誤差(トラッキングエラー)抑制のため、配当落ち分の再投資を行うオペレーションを行う。
TOPIX型で約1.2兆円、日経平均型で約2000億円、計1.4兆円の配当再投資が発生するものと推計。
増配する企業が増えていることから、再投資額は昨年より大きくなる見通し。
(兜町カタリスト 櫻井英明)