話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(4月22日→4月26日の週)
4月12日時点のQuick調査の信用評価損率は▲4.36%(前週▲6.16%)。
3週ぶりに好転。
4月12日時点の信用売り残は171億円増の7762億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は219億円増の4兆5953億円。
3週連続で増加。
18年ぶりに高水準を維持している。
信用倍率は5.92倍(前週6.03倍)。
4月12日時点の裁定売り残は1524億円減の4296億円。
6週ぶりに減少。
裁定買い残は495億円減の2兆4713億円。
2週連続で減少。
当限は売り残が1591億円減の2257億円。
買い残が495億円減の2兆4693億円。
翌限以降は売り残が66億円増の2039億円。
買い残が0.2億円増の19億円。
4月12日時点の信用評価損益率は▲4.36%。
4月5日が▲6.16%、3月29日が▲3,54%、3月22日が▲2.55%。
経験則的セオリーは「信用評価損益率は10?15%が通常水準。
20%を超えると底打ち。5?0%は天井。
プラスなると反落の危険水域」。
因みに3月22日時点の▲2.55%の時の日経平均は40888円。
終値ベースの過去最高値を付けた日(ザラ場高値は41087円)。
あそこからの下落幅は約3000円。
見事なまでの天井感だった。
発表されたのは3月27日(木)。
放送では「天井圏の数字」と言ったが、「まさか」の思いはあった。
しかし振り返ると「まさか」ではなく「上り坂と下り坂」の見事な分水嶺だった。
後講釈的に過去の分析に熱心な専門家的な解釈をするとこうなる。
もっとも直近の4月12日時点でも▲4.36%。
4月19日時点がどれだけ悪化するのだろう。
4月第2週(4月8日─4月12日)の週間海外投資家動向。
現物5955億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物2304億円買い越し(7週ぶりに買い越し)。
合計8259億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物2953億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物1348億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計3401億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物366億円買い越し(14週ぶりに買い越し)。
先物2748億円売り越し(9週ぶりに売り越し)。
合計2382億円売り越し(2週連続で売り越し)。
4月第1週(4月1日─4月5日)の週間海外投資家動向。
現物1兆1821億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物3467億円売り越し(6週連続で売り越し)。
(兜町カタリスト 櫻井英明)