みちしるべ 24年07月16日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
話題レポート
michi.jpg

《Eimei「みちしるべ」》

《Eimei「みちしるべ」》(7月16日→7月19日の週)

7月5日時点のQuick調査の信用評価損率は▲4.63%(前週▲5.12%)。
2週ぶりに好転。
3月22日時点が▲2.55%だった。
7月5日時点の信用売り残は767億円増の8015億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は363億円減の4兆7170億円。
2週連続で減少し5週ぶりの低水準。
前々週は4兆9117億円。
22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
4兆円台に乗せたのは2月22日時点。
信用倍率は5.89倍(前週6.56倍)
7月5日時点の裁定売り残は237億円増の5035億円。
6週連続で増加。
7月5日時点の裁定買い残は1440億円増の2兆5108億円。
3週連続で増加。
当限は売り残が167億円増の2883億円。
買い残が1440億円増の2兆5108億円。
翌限以降は売り残が69億円増の2151億円。
買い残が0.6億円増の20億円。

7月第1週(7月1日─7月5日)の週間海外投資家動向
現物1836億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物6928億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計8765億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物4966億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物62億円買い越し(3週ぶりに売り越し)。
合計4904億円売り越し(2週連続で売り越し)。
信託銀行は現物518億買い越し(2週連続で買い越し)。
先物4430億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計3911億円売り越し(7週連続で売り越し)。

6月第4週(6月24日─6月28日)の週間海外投資家動向
現物1239億円買い越し(6週ぶりに買い越し)。
先物4724億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計5964億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物4885億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
先物1559億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計6445億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物15億買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物328億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計312億円売り越し(6週連続で売り越し)。

投資部門別売買代金では個人が現物で5110億円売り越し(前週3839億円売り越し)。
信用で143億円買い越し(前週1046億円売り越し)。
海外投資家が1836億円買い越し(前週1239億円買い越し)。
信託銀行が518億円買い越し(前週15億円買い越し)。
事業法人が1288億円買い越し(前週673億円売り越し)。

今年の曜日別勝敗(7月12日まで)

月曜15勝8敗
火曜16勝11敗
水曜9勝17敗
木曜15勝13敗
金曜16勝10敗

★日経平均想定レンジ
下限39730円(25日線)―上限43216円(プラス3σ水準)

米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比20万6000人増。
「健全な伸び」との解釈だ。
しかし5月分は27万2000人増から21万8000人増に下方修正。
4月分は16万5000人増から10万8000人増に下方修正。
結局2か月分で雇用者数は計11万1000人減少した。
これだけ誤差の多い数字で騒ぐ市場の方が間違っていると思う。
そもそも調査自体が郵送ということを市場は理解しているのかどうかも疑問。
それでも市場は雇用統計を待ち「見極めたい」とする。
そんなことに気を使うのは無駄。
昨日の東京で国債利回りが下落したのだから、事前に「雇用統計悪化」くらいの推論は可能だろう。

GPIFの2023年度の収益は45兆4153億円のプラスとなえい過去最高を更新した。
2019年から5年間での収益は106兆円、
5年前に想定した目標の約6倍となった。
世界的な株高と円安進行のおかげ。
積立金残高も291兆円。
想定よりも70兆円も上触れした。
当然ながらこの先の運用利回りはさらに求められることになる。
となると株式等の運用の増加が想定される。
新指針が公表されるのは2024年末までだ。
昨日の電子端末では「オイルマネー流入観測で上昇幅拡大」との言葉。
いよいよ市場もヒジュラ歴の新年株高アノマリーを言うようになったのだろうか。
もっとも昨日の大幅高は「意外高」でもあり、オイルマネーでももっと来なければ説明はつかなかったことも事実。
「解釈するには材料は何でもアリ」と言うことなのかも知れない。
どうせ来年になればヒジュラとかはまた忘れ去られているのだろう。
ところで・・・。
経営者の時間軸はもちろん3か月ということもあるが、基本的には3年―5年。
そういう視線で未来を見つめ、舵をとっている。
一方市場には長期目線の投資家さんもおられるが、大概の関心は「今日、明日の値動き」。
この時間軸のブレはいずれ是正されるのだろうか。
あるいは依然として「目先の濡れ手に粟が大好き」という心理が横行するのだろうか。
「株式市場の結果は偶然のように思えるが実は必然である」ということは全く無視され続けるのだろうか。
老練な市場関係者が送ってくれた数式。

EPS(現実)×PER{夢と期待」=株価。

ある市場関係者の嘆きの声。
「昨日の大幅高にもかかわらず、私のポートフォリオは全体で前日よりマイナス。
なんだかなぁって感じです」。
「乗り遅れた」という声も多い。
しかもベテラン投資家ほどそういうモード。
こういう声は3月にも聞いた。
しかし、本当に乗り遅れたのだろうか。
むしろ過去の経験則が邪魔をして相場観が間違ったということではなかろうか。
3月に高値を付けて4月には底値模索だった。
その先の未来はまた戻るという確信があれば「乗り遅れる」ことはなかっただろう。
「株価=業績×需給×心理」。
この心理の部分の諸事象への誤解と錯覚が投資チャンスを見逃している気がする。

米国半導体工業会(SIA)が発表した5月の世界半導体販売額は前年同月比19.3%増の491.5億ドル。
増加率は2022年4月以来、2年1カ月ぶりの高い伸び。
在庫調整が進み、市況の回復が続いている。
前年同月を上回るのは7カ月連続。前月比では4.1%増と2カ月連続のプラスだった。
米州の5月の販売額は139.6億ドルと前年同月比で43.6%増加。
欧州は9.6%減の42.5億ドル、日本は5.8%減の36.9億ル、中国は24.2%%増の149.1億ドル。
日中を除くアジア太平洋・その他は13.8%増の123.3億ドル。

(兜町カタリスト 櫻井英明)


特定商取引に関する表記 会員規約 プライバシーポリシー サイトポリシー お問い合わせ
免責事項
このサイトの情報は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 このサイトの情報は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成されていますが、潟Aイロゴスは、その正確性および完全性に関して責任を負うものではありません。このサイトの情報に記載された意見は、公開日における判断であり、予告なく変わる場合があります。 このサイトの情報のいかなる部分も一切の権利は潟Aイロゴスに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。
利用推奨環境

【パソコン】
・OS
Windows:Windows X以降
Macintosh:Mac OS X 10.5以降
・ブラウザ
Windows:Internet Explorer 11.0以降、Firefox最新版、Google Chrome最新版、またはそれに相当するブラウザ。
Macintosh:Safari 5.0以降、またはそれに相当するブラウザ。
※JavaScriptの設定をオンにしてご利用ください。

ブラウザDL
【Internet Explorer】の最新バージョン(無料)を、左のボタン画像をクリックし、手順に従ってインストールしてください。
【Firefox】の最新バージョン(無料)を、左のボタン画像をクリックし、手順に従ってインストールしてください。
【Safari】の最新バージョン(無料)を、左のボタン画像をクリックし、手順に従ってインストールしてください。
【chrome】の最新バージョン(無料)を、左のボタン画像をクリックし、手順に従ってインストールしてください。
(C)ilogos
a