みちしるべ 24年07月29日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》

《Eimei「みちしるべ」》(7月29日8月2日の週)

7月19日時点のQuick調査の信用評価損率は▲5.54%(前週▲4.62%)。
3週ぶりに悪化。
7月19日時点の信用売り残は225億円減の7605億円。2週連続で減少。
同信用買い残は1371億円増の4兆9254億円。2週連続で増加。
6月21日時点の4兆9117億円よりも増加。
2006年6月以来約18年ぶりの高水準。
ただ当時は東証時価総額の1.1%、現在は約0.5%程度。
22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
4兆円台に乗せたのは2月22日時点。
信用倍率は6.48倍(前週6.11倍)と2週連続で6倍台。
7月19日時点の裁定売り残は24億円増の5550億円。8週連続で減少。
7月19日時点の裁定買い残は393億円減の2兆6424億円。5週ぶりに減少。
当限は売り残が83億円増の3442億円。
買い残が392億円減の2兆6404億円。
翌限以降は売り残が59億円減の2107億円。
買い残が0.5億円減の20億円

7月第3週(7月16日─7月19日)の週間海外投資家動向
現物2450億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
先物5650億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計8110億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
個人は現物2512億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
先物1352億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計3864億円買い越し(2週連続で買い越し)。
信託銀行は現物257億売り越し(2週連続で売り越し)。
先物667億円売り越し(4週連続で売り越し)。
合計410億円買い越し(9週ぶりに買い越し)。

7月第2週(7月8日─7月12日)の週間海外投資家動向
現物1288億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物8497億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計9786億円買い越し(3週連続で買い越し)。
個人は現物773億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物2212億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計1438億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
信託銀行は現物733億売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物9241億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計9975億円売り越し(8週連続で売り越し)。
2023年7月第2週以来の大幅売り越し。
株高での年金基金等機関投資家の売り観測だが季節性があるのかもしれない。

投資部門別売買代金では個人が現物で6億円売り越し(前週2763億円売り越し)。
信用で2518買い越し(前週1989億円買い越し)。
海外投資家が2459億円売り越し(前週1288億円買い越し)。
信託銀行が257億円売り越し(前週738億円買い越し)。
事業法人が1367億円買い越し(前週1791億円買い越し)。

今年の曜日別勝敗(7月26日まで)

月曜15勝9敗
火曜17勝12敗
水曜9勝19敗
木曜15勝15敗
金曜16勝12敗

ローマクラブがマサチューセッツ工科大学のデニス・メドウズ氏らに委託した研究成果の「成長の限界。発表されたのは1972年。
経済と人口増加をモデルにして有限な資源の供給と対比したものである。
資源は有限、人間も有限、だから地球世界の成長は限界という。
より重要なのは人間ということになろう。
発表後50年以上の時間を経ても色褪せない推論と言うのはすごい。
株式市場は、さまざまな限度のある社会の中でどう人間を活用して拡大成長させるかが大きなテーマでもある。

夏季オリンピック アノマリー

大会開幕に向けては相場が軟調に推移することが多い。
開会式前日にかけて、株価が下落した年が多い傾向。
メダルの数によって、開催中の株価の推移に特徴がある。
メダルを30個以上獲得した大会では、約2週間にわたる開催期間中、日経平均株価は堅調な推移をする傾向。
日本の金メダル数が2ケタに達した夏季五輪では大会期間中の日経平均株価はメキシコ以降ですべて上昇。

★日経平均想定レンジ

下限36000円(マイナス3σ水準)―上限39096円(7月25日マド明け水準)

安ければ弱気材料を嬉々として話す。
高ければ強気材用を疑わし気に話す。
これが証券マスコミの弱点ではなかろうか。
下げた理由は誰もが語るからわかる。
でもそんな中で大幅高している個別銘柄にこそ実は真理と未来があるように思える。

株の世界に支配者がもしいるとすれば今の相場はどんな思考法なのだろうか。
「過去最高値を更新したから、もういいか」。
あるいは「だいぶ上昇したからしばらく休もう」。
逆に「今度は売りで儲けよう」。
いずれなのかは不明だ。
しかし相場は上昇と下落を反復するもの。
上がった後には下落がくるし、下落の後には上昇が来る。
これだけは間違えようのない過去からの事実。
「下げは明日の肥し」であることも間違いない。
因みに世界のというかNYの大きな暴落は約30年周期でしか訪れない。
私見ではこれは相続サイクルと一致する。
リーマンショックが人為的急落だったとすれば、30年後は2038年。
まだまだ先のこと。

(兜町カタリスト 櫻井英明)



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