話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(9月17日→9月20日の週)
9月6日時点のQuick調査の信用評価損率は▲11.19%(前週▲7.21%)。
2週ぶりに悪化。
9月6日時点の信用売り残は594億円減の6268億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は377億円増の3兆9831億円。
2週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
2月22日時点以来の4兆円割れ。
信用倍率は6.75倍(前週6.36倍)。
9月6日時点の裁定売り残は706億円減の4233億円。
4週連続で減少。
9月6日時点の裁定買い残は4548億円減の1兆1184億円。
2週連続で減少。
当限は売り残が343億円減の4157億円。
買い残が4542億円減の1兆1075億円。
翌限以降は売り残が363億円減の76億円。
買い残が6億円減の109億円。
9月第1週(9月2日─9月6日)の週間海外投資家動向
現物8235億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物682億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計7553億円売り越し(3週連続で売り越し)。
個人は現物4672億円買い越し(5週ぶりに買い越し)。
先物850億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計5522億円買い越し(5週ぶりに買い越し)。
信託銀行は現物1500億買い越し(7週連続で買い越し)。
先物1999億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計499億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
投資部門別売買代金では個人が現物で1973億円買い越し(前週1830億円売り越し)。
信用で2698億円買い越し(前週732億円買い越し)。
海外投資家が8235億円売り越し(前週2451億円売り越し)。
3週連続売り越しで昨年9月以来の大きさ。
今年度は5310億円の売り越しに転じた。
信託銀行が1500億円買い越し(前週2074億円買い越し)。
事業法人が3544億円買い越し(前週1900億円買い越し)。
10週連続買い越し。
今年の曜日別勝敗(9月12日まで)
↓
月曜18勝13敗
火曜22勝14敗
水曜13勝22敗
木曜18勝19敗
金曜20勝14敗
今年のラジオNIKKEI全国ツアーの共通テーマは「Make the Drama」。
上に下への大変動はまさに「Drama」の舞台となった。
しかし株式劇場の俳優は、銘柄だけではない。
投資家さんも観客でもあり役者でもある。
それぞれの銘柄にそれぞれの投資家さんに訪れている日々のドラマ。
茶道で言う「主客一体」ということに他ならない。
だから脚本も大切ながら、より欲しいのは演出。
素晴らしい演出が相場を華麗にする。
それだけで相場は10倍楽しめるかもしれない。
★日経平均想定レンジ
下限35213円(マイナス2σ水準)―上限39437円(プラス2σ水準)
6日の日経朝刊記事。
↓
半導体製造装置の販売で中国依存が高まっている。
日本半導体製造装置協会(SEAJ)が5日に発表した世界の半導体製造装置の販売統計。
中国市場向けの割合は24年1?6月に5割弱となった。
背景は米国による対中輸出規制の強化への思惑。
中国企業が装置を買いだめする動きが拡大。
中国市場の反動減への警戒も強まる。
24年1?6月の世界の半導体装置販売額は前年同期比1%増の532億ドル(約7兆6000億円)。
そのうち、中国向けは約1.8倍の247億3000万ドル。
世界全体に占める割合は前年同期の25%→46%に上昇し過去最大。
中国向けは23年7?9月から急増。その勢いが続く。
日経平均構成銘柄で、アナリスト予想の平均と株価とのプラス乖離(上昇余地)が大きい銘柄は下記の通り。上位には半導体関連銘柄が並ぶ。
銘柄名 9日終値 目標株価の平均 目標株価との乖離
6723 ルネサス 2,089.5 3,700.0 77.1%
8035 東エレク 21,500.0 37,652.6 75.1%
6361 荏 原 1,695.5 2,960.0 74.6%
6146 ディスコ 33,570.0 58,575.0 74.5%
6920 レーザーテク 22,195.0 36,915.4 66.3%
7735 スクリン 9,569.0 15,879.2 65.9%
5233 太平洋セメ 3,037.0 4,800.0 58.1%
6976 太陽誘電 3,112.0 4,756.3 52.8%
9984 ソフトバンクG 7,692.0 11,492.2 49.4%
3099 ミツコシイセタン 2,169.0 3,200.0 47.5%
4043 トクヤマ 2,582.5 3,790.0 46.8%
6594 ニデック 5,722.0 8,365.6 46.2%
6902 デンソー 2,042.0 2,972.2 45.6%
6273 SMC 60,000.0 86,854.1 44.8%
3436 SUMCO 1,486.0 2,145.0 44.3%
7261 マツダ 1,108.5 1,592.9 43.7%
3月期決算企業の中間配当取りの買いが活発化するとの観測が強まっている。
東京株式市場では海運や鉄鋼など相対的に配当利回りが高い銘柄に物色が向かうかが注目。
今年は9月26日が権利付き最終売買日。
中間配当取りの買いが日本株の相場を支えるとの期待は根強い。
【中間配当を実施する主な高配当利回り銘柄】
銘柄名 配当利回り(%)
商船三井(9104) 5.84
JFE(5411) 5.77
大和工(5444) 5.69
郵船(9101) 5.53
神戸鋼(5406) 5.36
安藤ハザマ(1719) 5.32
トピー(7231) 5.22
LIXIL(5938) 5.22
日本製鉄(5401) 5.21
日立建機(6305) 5.15
(兜町カタリスト 櫻井英明)