話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(12月2日→12月6日の週)
11月22時点のQuick調査の信用評価損率は▲8.66%(前週▲9.57%)。
2週ぶりに好転。
11月22日時点の信用売り残は230億円増の6489億円。3週連続で増加。
同信用買い残は1537億円増の4兆2395億円。2週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。2週連続で4兆円台。
信用倍率は6.53倍(前週6.53倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
11月22日時点の裁定売り残は184億円増の3445億円。4週連続で増加。
当限は12億円減、翌限以降は196億円増。
裁定買い残は4881億円増の1兆9214億円。3週連続で増加。
当限は4733億円増、翌限以降は148億円増。
11月第3週(11月18日─11月22日)の海外投資家動向。
現物3300億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物812億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計4113億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物1784億円買い越し(2週連続で買い越し)。
現物25億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1758億円買い越し(2週連続で買い越し)。
信託銀行は現物138億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
先物61億円売り越し(8週連続で売り越し)。
合計200億円売り越し(2週連続で売り越し)。
投資部門別売買代金では個人が現物で358億円売り越し(前週1557億円売り越し)。
信用で2142億円買い越し(前週1571億円買い越し)。
海外投資家が3300億円売り越し(前週1521億円買い越し)。9月第3週以来の高水準。
自己売買が75億円買い越し(前週3039億円買い越し)。
信託銀行が138億円売り越し(前週153億円買い越し)。
事業法人が2326億円買い越し(前週3275億円買い越し)。
21週連続で買い越し。
今年の曜日別勝敗(11月29日まで)
↓
月曜21勝16敗
火曜28勝19敗
水曜17勝29敗
木曜24勝24敗
金曜28勝19敗
「読売株価指数(読売 333さんさんさん )」が来年3月に創設されるという。
日本経済の新たな指標となる。
日経平均株価(225種)と東証株価指数(TOPIX)に代わる選択肢となる。
林官房長官のコメントは「新たな株価指数の開発が新たな投資商品の提供につながる」。
読売333は、日本を代表する上場企業333社で構成。
算出方法に「等ウェート型」を採用。
構成銘柄の値動きを同じ比率で反映する。
株価や時価総額が大きい企業の値動きに左右されにくくなる。
「偏りのない指数」といくことは結構楽しみ。
新時代の新相場にふさわしい存在となってほしいもの。
一部の銘柄に左右されがちな日経平均の偏りに対する従来の不満の一部は解消されそうだ。
株式市場に対する読売の「楔」とも見える。
日経平均が5秒ごとの更新になったのは2017年7月。
15秒ごとの更新になったのは2010年1月。
1分ごとの更新になったのは1985年10月。
それ以前は1日に6回だった(9時15分、10時、前引け、1時15分、2時、大引け)。
牧歌的な時代だった。
★日経平均想定レンジ
下限37655円(ボリンジャーのマイナス2σ)―上限39674円(ボリンジャーのプラス2σ)
22日日経の朝刊では「上場企業の25年3月期の純利益は前期比2%増となる見通し」。
↓
8月時点の1%減益予想から上振れ。
一転して4年連続で最高益となる。
金利上昇が追い風となる金融で上方修正する動きが相次ぎ、全体を押し上げた。
他の非製造業も堅調。
日経新聞が東証プライム市場に上場する3月期企業約1000社(親子上場の子会社など除く)の業績予想を集計。
会社予想がない場合は市場予想を使った。
今期は円高進行を警戒する企業が多く、期初時点では2%減益の予想だった。
8月時点で1%減益、今回で増益転換と上振れ。
今期予想が上振れした要因は金融の好調。
金融の上方修正額は8056億円と4?9月期決算時としては08年の金融危機以降で最高。
全体の上方修正額(1兆8905億円)の4割を占めた。
3月期決算企業の中間配当の支払いが始まった。
12月上旬にかけてピークを迎える。
配当総額は8兆円を超える見通し。
全部か株式に再投資されるわけではなかろうが期待はある。
11月第2週(11月11日─11月15日)の海外投資家動向。
現物3300億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物812億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計4113億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物1784億円買い越し(2週連続で買い越し)。
現物25億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1758億円買い越し(2週連続で買い越し)。
信託銀行は現物138億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
先物61億円売り越し(8週連続で売り越し)。
合計200億円売り越し(2週連続で売り越し)。
投資部門別売買代金では個人が現物で358億円売り越し(前週1557億円売り越し)。
信用で2142億円買い越し(前週1571億円買い越し)。
海外投資家が3300億円売り越し(前週1521億円買い越し)。
9月第3週以来の高水準。
自己売買が75億円買い越し(前週3039億円買い越し)。
信託銀行が138億円売り越し(前週153億円買い越し)。
事業法人が2326億円買い越し(前週3275億円買い越し)。
21週連続で買い越し。
「ユニチカ」が繊維から撤退の報道。
時代の変化の象徴のようなニュース。
因みにユニチカの社名。由来はユナイテッド(結合した)の「ユ」、ニチボーとニチレの「ニチ」、カンパニーの「カ」の組み合わせ。
つまりニチボーと日本レイヨンとがしつかり結びついた会社という意味だった。
(兜町カタリスト 櫻井英明)