話題レポート
《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(1月14日→1月17日の週)
12月27日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.82%(前週▲8.86%)。
2週ぶりに好転。
7月19日時点が▲5.54%、7月12日時点が▲4.62%。
10月25日時点が▲11.48%。
12月27日時点の信用売り残は708億円減の6792億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は3227億円減の3兆9663億円。
2週ぶりに減少。
6月21日時点は4兆9117億円。
7週ぶりに3兆円台。
10月11日以来約2か月半ぶりの低水準。
信用倍率は5.84倍(前週5.72倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
12月27日時点の裁定売り残は244億円減の2094億円。
2週ぶりに減少。
当限は254億円減、翌限以降は9億円減増。
裁定買い残は3327億円増の2兆4187億円。
3週連続で増加。
当限は3319億円増、翌限以降は8億円増。
12月第4週(12月23日─12月27日)の海外投資家動向
現物4956億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
4月第2週以来約9か月ぶりの大きさ。
先物4407億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計9363億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
買い越し幅は7月第2週以来約半年ぶりの大きさ。
個人は現物8790億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
売り越し額は24年1第2週以来約1年ぶりの規模。
先物1261億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1兆52億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物1943億円売り越し(5週ぶりに売り越し)。
先物3401億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計1466億円買い越し(2週連続で買い越し)。
投資部門別売買代金では個人が現物で6781億円売り越し(前週1183億円売り越し)。
信用で2088億円売り越し(前週2744億円買い越し)。
海外投資家が4956億円買い越し(前週4750億円売り越し)。
3週ぶりに買い越し。
自己売買が7704億円買い越し(前週2059億円買い越し)。
信託銀行が1934億円売り越し(前週59億円買い越し)。
事業法人が119億円売り越し(前週2050億円買い越し)。
26週ぶりに売り越し。
12月第5週(12月30日)の投資部門別売買代金
個人が現物で282億円買い越し(前週6781億円売り越し)。
信用で1032億円買い越し(前週2088億円売り越し)。
海外投資家が657億円売り越し(前週4956億円買い越し)。
2週ぶりに売り越し。
自己売買が601億円売り越し(前週7704億円買い越し)。
信託銀行が313億円買い越し(前週1934億円売り越し)。
事業法人が1億円売り越し(前週119億円売り越し)。
2週連続で売り越し。
2024年の投資部門別売買代金。
個人が現物7兆2111億円売り越し(前年6兆9625億円売り越し)。
信用5兆1973億円買い越し(前年4兆432億円買い越し)。
合計2兆138億円売り越し(前年2兆9192億円売り越し)。
海外投資家が1543億円買い越し(前年3兆1215億円買い越し)。
自己売買が9829億円買い越し(前年3兆5924億円買い越し)。
事業法人が8兆5837億円買い越し(前年5兆5552億円買い越し)
今年の曜日別勝敗(1月10日まで)
↓
月曜0勝1敗
火曜1勝0敗
水曜0勝1敗
木曜0勝1敗
金曜0勝1敗
《225採用銘柄のEPSの推移》
25年1月6日 2462円
24年1月4日 2247円
23年1月4日 2147円
22年1月4日 2078円
21年1月4日 1086円
20年1月6日 1639円
19年1月4日 1763円
18年1月4日 1519円
17年1月4日 1180円
《単純平均(東証1部全銘柄)》
24年末 2753円
23年末 2827円
22年末 2369円(ここからプライム市場単純平均)
21年末 2389円(ここまで東証1部単純平均)
20年末 2341円
19年末 2327円
18年末 2077円
17年末 2946円
★日経平均想定レンジ
下限38265円(ボリンジャーのマイナス3σ)ー上限39772円(ボリンジャーのプラス1σ)
意味は「常に戦場にいるような心持ちでいること」。
常に戦場にいるかのような緊張感を持って物事に取り組むことの大切さを表現している。
三河国牛久保城城主から越後長岡藩主となった牧野家に残る言葉。
戊辰戦争の長岡藩指揮者の河合継之助や連合艦隊司令長官山本五十六元帥がよく使っていたという。
株式市場だって鉄火場と言われたように戦場だ。
その意味では市場関係者として「常在戦場」の気持ちは忘れてはならないと思う。
「今後の相場の見通しは」とか「この銘柄はどうなる」という質問は普段から常にやってくるものだ。
エヌビディアのCEOの「量子コンピュータの実現には20年」の言葉にNY株式は反応した。
しかし、もともと10年はかかると言っていた材料。
20年は倍の時間軸だが、それでも実用化されるのだからそんなに反応することもなかろう。
いちいち反応するから時間軸が狂ってくるのが相場。
「ゆっくり反応」するのが今年も有効だろう。
明日だけを見ないでもっと先を見る。
あるいは一歩退いて」考える。
俯瞰するような姿勢が重要だ。
ラジオNIKKEIに出演していただいた関西ペイントさん。
塗料の老舗で、100年以上の企業。
興味深かったのは「財務の力が有効」ということ。
先輩たちが築いて残してくれた現預金が資産があるからこそ成長できるという。
財務を見直せば、ROE13%が可能になったという。
当然業績は好調。
しかもDXや設備投資、M&Aでさらに力は高まる方向。
学者さんたちの言葉にはいまひとつ信頼感がなかったが、実務の世界から言われると納得できる。
豊洲市場新春恒例の初せり。
最高値の「一番マグロ」は、青森県大間産の本マグロ(276キロ).
2億700万円(1キロあたり75万円)で競り落とされた。
総額で記録の残る1999年以降、2番目に高い値がついた。
一番マグロは5年連続で水産仲卸の「やま幸」(江東区)が競り落とした。
2024年の最高値は1億1424万円。
2020年以来4年ぶりに1億円を超えた。
2023年は3604万円だったからその3倍超。
因みに2019年は3億3360万円(278キロ・キロ120万円)。
2013年が1億5540万円(222キロ・キロ70万円)。
一方2015年は451万円(180・4キロ・キロ2.5万円)だった。
また2018年は405キロで3645万円(キロ9万円だった)。
今年のキロ75万円は2013年と2020年のキロ70万を上回る。
2019年のキロ120万円には及ばないが、こちらも歴代2位だ。
大間産のクロマグロは14年連続で最高値。
因みにマグロの最高値が1億円を超えると、その年の日経平均は上昇傾向にある。
2013年1億5540万円・日経平均56.7%上昇。
2019年3億3360万円・日経平均18.2%上昇。
2020年1億3249億円・日経平均16.0%上昇。
2024年1億1424億円・日経平均19.2%上昇。
山形県天童市でのさくらんぼの高級品種の「佐藤錦」の初競り。
500ラム当たり150万円と過去最高値を更新した。
粒の大きい2Lサイズで1箱500入りが150万円。
JA全農山形によると天童市での初競りの落札価格はこれまで100万円が最高だったという。
今年はそれを大幅に更新した。
(兜町カタリスト 櫻井英明)