みちしるべ 25年02月03日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》


《Eimei「みちしるべ」》(2月3日→2月7日の週)

1月24日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.14%(前週▲8.10%)。
3週ぶりに好転。
1月24日時点の信用売り残は1202億円増の7244億円。5週ぶりに増加。
同信用買い残は2026億円減の4兆1279億円。3週ぶり減少。
6月21日時点は4兆9117億円。2週連続で4兆円台。
信用倍率は5.70倍(前週7.48倍)。
8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
12月20日時点の5.72倍以来の水準(12月27日時点が5.84倍)。
1月24日時点の裁定売り残は35億円増の1538億円。4週ぶりに増加。
当限は26億円増、翌限以降は8億円増。
裁定買い残は2743億円増の2兆567億円。3週ぶりに増加。
当限は2735億円増、翌限以降は8億円増。

1月第3週(1月20日→24日)の需給動向
海外投資家は現物3911億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物5389億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
合計9300億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
個人は現物4586億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
先物2905億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計7491億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物309億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物3467億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計3776億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。

1月第3週(1月20日ー24日)の投資部門別売買代金。
個人が現物で2975億円売り越し(前週2356億円買い越し)。
信用で1611億円売り越し(前週2157億円買い越し)。
海外投資家が3911億円買い越し(前週46億円売り越し)。
自己売買が945億円売り越し(前週6143億円売り越し)。
信託銀行が309億円売り越し(前週1300億円売り越し)。
事業法人が1983億円買い越し(前週2056億円買い越し)。
3週連続で買い越し。

今年の曜日別勝敗(1月31日まで)

月曜1勝2敗
火曜2勝2敗
水曜2勝2敗
木曜3勝1敗
金曜1勝3敗

「株は上げなきゃ下がらない」そして「株は下げなきゃ上がらない」。
たぶんこれは永遠の真理だと思う。
ところが渦中にいるとこれが見えない。
がむしゃらに起こった現象だけを短期的に追いかけ、上昇だ、下落だと右往左往するだけ。
ちょっと俯瞰したり鳥瞰してみれば、1月の動きはほほ保ち合い。
なのに昨日より下落していれば「どうだろう」と警戒の声。
少し上げていれば「まだまだ上がる」と歓喜の声。
これが投資社会だとすると、少し悲しい。
「今日や明日の値動きは所詮気まぐれ」。この姿勢が欲しい。
もしも相場の本尊がいると仮定すると下げで大きな値上がりを狙い、上げで大きな下げを狙う。
「豚は太らしてから食べる」というイギリスの格言は、常に考えておくべきことだろう。
「ヘンゼルとグレーテル」の知恵が望まれる。
上がった時の好材料、下がった時の悪材料。
株価は逆に動くことが多いのが経験則。

DeepSeek創設者のリャン・ウェンフェンとは何者なのだろう。
一説では・・・。
2015年にハイフライヤーというヘッジファンドを設立。
FTによると彼は2021年に事業を開始。
数千枚の Nvidiaグラフィックスカードを購入してAIプロジェクトを開始したという。
同氏は、米国の規制により中国での特定のハイテク製品の輸出が制限される直前にこれを行った。
現在40歳だそうだ。

欧州株式が上昇を継続している。
ロンドンFTSE100種指数は8600ポイントの節目を超え最高値を更新。
ECBが中銀預金金利の0.25%引き下げを決めたことも追い風。
しかしそれだけが理由ではなかろう。
独DAX指数も年初から上昇を継続し、過去最高値を更新している。
景気の実態とはかけ離れた印象の欧州株。
足元はしょぼいが未来は明るいということだろうか。
欧州の最大の悩みはロシアとウクライナの問題。
これが片付くという読みが先行しているならばよい傾向ではある。

★日経平均想定レンジ
下限38309円(ボリンジャーのマイナス2σ)―上限40309円(ボリンジャーのプラス2σ)

たぶん難しく複雑なことは考えなくてよい。
市場は意味のない世界漫談や政策講談が好きな場所。
そんなことよりストイックに市場を考えるならば「欲望のベクトル」を読むことが役にたつ。
市場を左右するような大きな資産家は、株価の上昇だけを望んでいることは少ない。
攻めるだけの投資はプチブル的思考だから、がむしゃらに株価の上昇を期待する。
しかし大資産家は攻める必要はない。
むしろ第一義は「資産を守る」ということ。
守るためには売りだって選択肢の一つ。
この構図と仕組みがわからないと、時間の消費には役立つ世界経済の動向なんてものに振り回されてしまう。
「欲望のベクトル」を熟知すること。
そしてその心理を読むこと。
株式投資にはこの展開が必要だ。
これに気が付くまで40数年かかった。

「国内投資拡大のための官民連携フォーラム」。
昨年4月6日以来で石破首相は初出席。
以下はその資料。

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokunai_toushikakudai_forum/dai1/gijisidai.html

1月30日:TOPIXのFFWリバランス(PCJ9189)
2月12日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
2月28日:MSCI指数のリバランス
2月下旬:FTSEジャパンの定期見直し結果発表
3月21日:FTSE指数のリバランス
3月上旬:日経平均株価の定期見直し結果発表
3月31日:日経平均株価のリバランス
5月14日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
5月30日:MSCI指数のリバランス
8月13日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
8月29日:MSCI指数のリバランス
9月上旬:日経平均株価の定期見直し結果発表
9月30日:日経平均株価のリバランス
11月4日:Russell/Nomura定期見直し結果発表
11月6日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
11月19日:Russell/Nomuraのリバランス
11月24日:MSCI指数のリバランス
12月13日:ナスダック100の定期見直し結果発表
12月19日:ナスダック100のリバランス

(兜町カタリスト 櫻井英明)


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