みちしるべ 25年06月30日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》


《Eimei「みちしるべ」》(6月29日→7月4日の週)

6月20日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.82%(前週▲7.09%)
6月20日時点の信用売り残は557億円増の8997億円。10週連続で増加。
同信用買い残は50億円増の4兆540億円。3週連続で増加。3週連続で4兆円台。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
信用倍率は4.51倍(前週4.80倍)。
4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
6月20日時点の裁定売り残は137億円増の1991億円。
4週連続で増加。
当限は137億円増、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は764億円減の1兆6381億円。
2週ぶりに減少。
当限は780億円減、翌限以降は15億円増。

6月第3週(6月16日→6月20日)の需給動向
海外投資家は現物884億円買い越し(12週連続で買い越し)。
4月第1週以来のこの間の累計買越し額は3.9兆円。
23年6月の12週連続以来2年ぶりの長期買い越し。
過去最高は13年3月までの18週連続。
「10週以上の連続買い越しは大相場の起点」という声もある。
先物1004億円買い越し(4週連続で買い越し)。
合計1889億円買い越し(10週連続で買い越し)。
個人は現物2326億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物477億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計2804億円売り越し(2週連続で売り越し)。
信託銀行は現物1073億円売り越し(9週連続で売り越し)。
先物1677億円売り越し(9週連続で売り越し)。
合計2751億円売り越し(9週連続で売り越し)。

6月第3週(6月16日→6月20日)の投資部門別売買代金。
個人が現物2822億円売り越し(前週1062億円売り越し)。
信用496億円買い越し(前週1022億円買い越し)。
海外投資家が884億円買い越し(前週997億円買い越し)。
自己売買が383億円売り越し(前週3620億円売り越し)。
信託銀行が1073億円売り越し(前週251億円売り越し)。
事業法人が2975億円買い越し(前週3229億円買い越し)。
12週連続で買い越し。

今年の曜日別勝敗(6月27日まで)

月曜12勝10敗
火曜15勝7敗
水曜14勝11敗
木曜14勝10敗
金曜10勝15敗

7月3日大引けで日経平均株価の臨時見直しに伴うリバランスが発生。
ロームの想定買い需要は約2500万株(420億円)。
その他224銘柄に約4600億円の買い需要が発生するものと推計。
7月8日と10日に主要ETF(上場投資信託)による分配金捻出売りが発生する。
7月8日にTOPIX型で約2800億円、日経平均型で約3300億円。
10日にTOPIX型で約8300億円、日経型で約1000億円。
合計1.5兆円規模の売り需要が発生するとみられる。
7月10日まではTOPIXの売り需要が膨らみ、特にETFの分配金捻出売りに伴う売り需要が巨額。
しかし配当再投資や日経平均の臨時入替である程度相殺される計算という見方だ。

★日経平均想定レンジ
下限38260円(25日線水準)―上限42224円(昨年7月過去最高値)

甦った来たレーザーテック(6920)。
需給の改善が顕著。
信用残の整理がついてきた。
2月28日時点信用倍率30倍。
(株価13370円)
6月20日時点信用倍率3.29倍。
(株価16470円)
6月13日時点7.09倍
(株価14595円)
因みに24年4月12日時点は0.63倍だった。
(株価43300円)
古い投資手法も結構役に立つ。

地域別海外投資家動向。
5月は欧州1.4兆円の買い越し。
オイルもまだまだ元気の印象。
北米も頑張って5005億円。
アジアが4263億円。

欧州 アジア 北米
5月 △1兆4929億円 △4263億円 △5005億円
4月 △1756億円 △6924億円 △97億円 (トランプ関税ショック)
3月 ▲7707億円 ▲7341億円 ▲3108億円
2月 ▲7748億円 ▲319億円 ▲1335億円
1月 △4146億円 ▲611億円 △443億円
12月 ▲4007億円 ▲1182億円 △864億円
11月 △3298億円 △1222億円 ▲468億円
10月 △2991億円 △71億円 △844億円
9月 ▲2兆6977億円 △175億円 ▲1700億円
8月 ▲1984億円 △2139億円 ▲179億円 (8月3日の急落)
7月 ▲7422億円 ▲902億円 ▲3130億円 (過去最高値更新)
6月 ▲5493億円 △2160億円 ▲86億円
5月 △2538億円 △1047億円 △220億円
4月 △1兆1922億円 △5688億円 ▲1474億円
3月 △2809億円 △103億円 △346億円 (バブル後高値更新)
2月 △2704億円 △1510億円 △1790億円
1月 △1兆8581億円 △1702億円 △1280億円


悪材料は好材料。
悪材料はそれまでの株価上昇基調を止める。
そしてポジティブマインドはネガに変化する。
だから株価は上がらない。
それでも悪材料が消えれば株価は上がる。
論理的には「上がるための悪材料」。
そして「株価は上がりたいときは何があっても上がる。
下がりたいときは何があっても下がる」。
株価は「一度止まって好転する」。
そして「それ以上悪くならないし、下がらない」。
大きな相場の流れの前では人間の小賢しい投資推論などまるで役に立つものではない。

必要なのは「現在の延長線上の思考でなくワープする思考」。
多くのことが現在の延長線上で予測されるから当たらないし相場観に迫力がない。
これは企業も一緒だし社会の成長も一緒だろう。

そして必要なのは「時間軸を明確」にすること。
相場観が曖昧模糊として、免罪符チックになるのはこの時間軸が欠如しているからでもある。
「今日や明日の株価の動向は、気まぐれ」なのだ。

(兜町カタリスト 櫻井英明)

(兜町カタリスト 櫻井英明)



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