話題レポート

《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(7月28日→8月1日の週)
7月18日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.79%(前週▲7.13%)。
2週間ぶりに悪化。
7月18日時点の信用売り残は113億円増の8722億円。2週連続で増加。
同信用買い残は290億円増の4兆330億円。3週連続で増加。2週連続で4兆円台。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
信用倍率は4.62倍(前週4.65倍)。
4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
7月18日時点の裁定売り残は774億円増の1342億円。2週ぶりに増加。
当限は774億円増、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は27億円減の1兆2466億円。4週連続で減少。
2024年11月1日時点(1兆1951億円)以来約8カ月ぶりの低水準。
当限は27億円減、翌限以降はゼロ。
★7月第3週(7月14日→7月18日)の需給動向
海外投資家は現物1875億円買い越し(16週連続で買い越し)。
4月第1週以来のこの間の累計買越し額は5.3兆円。
23年6月の12週連続以来2年ぶりの長期買い越し。
過去最高は13年3月までの18週連続。
18週買い越しでは海外勢が合計で5兆6692億円を買い越していた。
先物536億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計2411億円買い越し(14週連続で買い越し)。
個人は現物879億円売り越し(6週連続で売り越し)。
信用290億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
合計1170億円売り越し(6週連続で売り越し)。
信託銀行は現物107億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物2227億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計2120億円売り越し(3週連続で売り越し)。
★7月第3週(7月14日→7月18日)の投資部門別売買代金。
個人が現物2154億円売り越し(前週1995億円売り越し)。
信用1274億円買い越し(前週1330億円買い越し)。
海外投資家が1875億円買い越し(前週4030億円買い越し)。
自己売買が1483億円売り越し(前週1482億円売り越し)。
信託銀行が107億円買い越し(前週353億円売り越し)。
事業法人が2162億円買い越し(前週2280億円買い越し)。
16週連続で買い越し。
今年の曜日別勝敗(7月25日まで)
↓
月曜14勝12敗
火曜17勝9敗
水曜16勝13敗
木曜17勝11敗
金曜11勝18敗
6月の海外投資家地域別動向
↓
北米 1044億円買い越し
欧州 8808億円買い越し
アジア 921億円買い越し
北米は1―6月に8354億円の買い越し。
前年同期の約4倍となった。
23年1―6月の8277億円を上回った。
1―6月の売買代金は北米が55兆円、欧州が592兆円。
ただ米国投資家の24年末の保有額は136兆円。
海外投資家の約7割を占めている。
一方、欧州投資家は15%。
短期トレードの欧州対中長期トレードの北米の構図。
NY株は8月から9月にかけて弱含むが、実際には7月中旬から弱含む傾向があるという。
1990年以降、7月中旬から9月末までのS&P500指数のパフォーマンスは平均マイナス1.2%。
最も悪いときでマイナス16.7%、良いときでプラス12.4%を記録したという。
平均パフォーマンスは主要3指数全てマイナスだった。
★日経平均想定レンジ
下限39804円(25日線水準)―上限が42167円(ボリンジャーのプラス3σ水準)
大阪・関西万博で結構感動したパソナ館。
PASONA NATUREVERSEは「いのち、ありがとう。」がコンセプト。
「いのちの象徴」である心臓を作り上げるiPS心筋シート等の最新テクノロジーをはじめ、
「からだ・こころ・きずな」をテーマに様々な展示を行います。
鉄腕アトムがパビリオンのナビゲーターを務めるほか、ブラック・ジャックが未来の医療のあり方や、
人にも環境にもやさしい食べ物等を紹介。
彼らと共に、いのちの歴史を学び、人類の叡智や未来社会のデザインに触れましょう。
因みに鉄腕アトムは地球を救うため太陽に向かい飛び込んだのが最期(1966年テレビ放送)。
死んでしまったアトムにブラック・ジャックがiPS細胞で作った心臓を移植してアトムが生き返るというストーリーだ。
同時に展示されていたサイバーダインのロボット進化形の「HAL」が脳で考えたように足を動かしている。
大林組の手術ライトや朝日インテックのカテーテルなどが目指す明るい未来。
「株式市場は未来を創造する」なんて格好良いのだが・・・。
そういえば・・・。
蜂が消えると植物が消滅するという展示もあった。
生物の不思議な連鎖だ。
25年3月期に多くの個人株主を獲得したのは77万人増だったNTT。
昨年に続いての首位。
個人株主数は253.4万人になった。
10分割を行った三菱重工が20万人増の43.2万人。
5分割した日立は11万人増の31.4万人。
ホンダジェットやボートの試乗会に応募できる優待のホンダが21,6万人増。
因みに全体の個人株主数は914万人(12%)増の8359万人。
NTT 253.4万人
ソフトバンク 127.3万人
トヨタ 102.4万人
三菱商事 69,3万人
三菱重工 43.2万人
(兜町カタリスト 櫻井英明)