話題レポート

《Eimei「みちしるべ」》
《Eimei「みちしるべ」》(8月11日→8月15日の週)
8月1日時点のQuick調査の信用評価損率は▲6.25%(前週▲6.56%)。
2週連続で好転。
3月21日時点が▲5.64%、2月14日時点が▲5.28%。
8月1日時点の信用売り残は301億円減の9274億円。4週ぶりに減少。
同信用買い残は712億円増の3兆8987億円。2週ぶりに増加。
2週連続で3兆円台。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
信用倍率は4.20倍(前週4.00倍)。
4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
8月1日時点の裁定売り残は103億円減の814億円。2週連続で減少。
当限は103億円減、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は1366億円減の1兆4149億円。2週ぶりに減少。
当限は1366億円減、翌限以降はゼロ。
★7月第5週(7月28日→8月1日)の需給動向
海外投資家は現物1892億円売り越し(18週ぶりに売り越し)。
先週までの17週連続買い越しで4月第1週以来の累計買越し額は約6兆円。
過去最高は13年3月までの18週連続。
18週買い越しでは海外勢が合計で5兆6692億円を買い越していた。
先物1515億円買い越し(4週ぶりに売り越し)。
合計3407億円売り越し(16週ぶりに売り越し)。
個人は現物255円買い越し(8週ぶりに買い越し)。
信用511億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計766億円買い越し(7週連続で売り越し)。
信託銀行は現物1002億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
先物1356億円売り越し(5週連続で売り越し)。
合計1137億円売り越し(5週連続で売り越し)。
★7月第5週(7月28日→8月1日)の投資部門別売買代金。
個人が現物1891億円売り越し(前週1兆214億円売り越し)。
売り越しは8週連続。
信用2146億円買い越し(前週1975億円買い越し)。
海外投資家が1892億円売り越し(前週6023億円買い越し)。
売り越しは18週ぶり。
自己売買が2239億円買い越し(前週5567億円買い越し)。
信託銀行が1002億円売り越し(前週385億円買い越し)。
事業法人が2866億円買い越し(前週946億円買い越し)。
18週連続で買い越し。
今年の曜日別勝敗(8月8日まで)
↓
月曜14勝14敗
火曜18勝10敗
水曜17勝14敗
木曜19勝11敗
金曜12勝19敗
技術者派遣大手のテクノプロ(6028)。
米投資ファンドのブラックストーンが同社を買収すると発表。
買収総額は5074億円。
デジタル人材の獲得競争が激しくなるなか、AIスキルを持つ技術者の育成やM&Aなどを進める。
ブラックストーンはTOBで全株を取得する。
TOB価格は1株あたり4870円。
テクノプロの6日終値(4876円)を6円下回る。
人材不足ならば人材を抱える企業を買えばよい。
そして少子高齢化の先進国である日本の人材企業は海外からは、モデルケースに映るに違いない。
★日経平均想定レンジ
下限40383円(25日線水準)―上限が43708円(週足ボリンジャーのプラス3σ水準)
半導体大手はトランプ米大統領が警告する100%の関税を回避できる見通しとロイターが報じた。
トランプ大統領は、米国に輸入される半導体に約100%の関税を課すと表明。
輸入される全ての半導体に適用される。
ただ米国内での生産を約束した企業には適用されないとした。
アップルは米国内の生産拡大に向け1000億ドルを追加投資すると発表。
iPhoneへの関税回避につながる可能性がある。
トランプ大統領はインテルのタンCEOの辞任を求めた。
トランプ大魔王の専横に秋風が吹くのはいつの日だろうか。
ヤマシンフィルタが経営指標として使っているのが{MAVY」と「MAVY’s」。
数式にすればROIC(投下資本収益率=稼ぐ力)―WACC(資本調達コスト)=MAVY’s(企業価値)。
ROICが高いほど効率的に資本を活用し収益を生み出す。
「MAVY’s」がプラスであれば資本調達コストを上回る価値を生み出している。
「MAVY’s」は
M=Maximizing
A=Addd
V=Value of
Y=Yamashin Filter
S=Spread
投下資本の利潤最大化を目指し、各責任部署が(KPI)を設定し業務に取り組む(KSF)ための最重要指標(KGI)とされる各指標に対して、担当部署を割り振り、各KPIを設定して目標達成に向けた業務運営を全社にて行うという。
その全体像と責任部署が「ツリー」として描かれている。
各部署の積み上げが全体像になる仕組みだ。
(兜町カタリスト 櫻井英明)