Eimei みちしるべ 2015年03月23日
《Eimei「みちしるべ」》
(3月23日から27日の週)
日経平均株価は6週連続の上昇。
それでもMRFの待機資金は約12兆円と増加基調。
リグッたものの次はどうする?が続いている印象。
外国人は買いに転じた。
年金を初めとした機関投資家も買い継続。
売っては株を手放しているのが個人という構図。
今年は未年。
格言は「未辛抱」だが年初に言ったように「売り方が辛抱する年」の様相は濃くなってきた。
ラジオNIKKEIの今年の10都市セミナーの共通テーマは「パラダイムシフトの時代の投資戦略」。
明らかに価値観と基準の変わった世界では旧態依然の価値基準では勝てなくなってくる。
世界のパッシブ運用の風潮を想定すれば、単なる個別銘柄から指数連動型銘柄も投資対象と言う声もある。
それだけ市場は無感動無機質にはなる。
それでも、感動なき株価上昇は続くのだろう。
しかし・・・。
何も日本株だけが突出している訳ではない。
ドイツDAXは今週過去最高値を更新。
そしてロンドンFTSE100種は昨日過去最高値を更新。
NYダウもSP500も既に過去最高値であとはNASDAQ待ち。
そう考えると、高値の半分以下の日本株はまだまだ道半ばだろう。
因みに・・・。
日本の来期売上高は2.6%の伸びでEPSは14.5%増加。
PERは14.8倍。
アメリカは売上高が1%の伸びでEPSは5.2%の増加。
PERは17倍。
ドイツは売上高が4,7%の伸びでEPSは9.6%の増加。
PERは14.9倍。
中国は売上高が3.7%の伸びでEPSが6.9%の増加。
PERは9.7倍。
世界平均で売上高は1.7%の伸びでEPSは6.2%の増加。
PERは15.7倍。
直近の日経平均のEPSは1126円。
これが14.5%増加するのだから1126×1.145=1289円。
PERが世界平均の15.7倍なら1289円×15.7=20237円。
少し優しすぎる計算だがこれは今期の上方修正を織り込んでいない数字。
もしも今期15%増益ならば・・・。
1030×1.15×1.145×15.7=21293円。
サクラの開花と日経平均2万円。
どちらが早いだろうか。
日経平均想定レンジ
下限19225円(3月メジャーSQ値)〜上限20434円(2000年4月14日、日経平均30銘柄入れ替え前水準)
(兜町カタリスト 櫻井英明)
(3月23日から27日の週)
日経平均株価は6週連続の上昇。
それでもMRFの待機資金は約12兆円と増加基調。
リグッたものの次はどうする?が続いている印象。
外国人は買いに転じた。
年金を初めとした機関投資家も買い継続。
売っては株を手放しているのが個人という構図。
今年は未年。
格言は「未辛抱」だが年初に言ったように「売り方が辛抱する年」の様相は濃くなってきた。
ラジオNIKKEIの今年の10都市セミナーの共通テーマは「パラダイムシフトの時代の投資戦略」。
明らかに価値観と基準の変わった世界では旧態依然の価値基準では勝てなくなってくる。
世界のパッシブ運用の風潮を想定すれば、単なる個別銘柄から指数連動型銘柄も投資対象と言う声もある。
それだけ市場は無感動無機質にはなる。
それでも、感動なき株価上昇は続くのだろう。
しかし・・・。
何も日本株だけが突出している訳ではない。
ドイツDAXは今週過去最高値を更新。
そしてロンドンFTSE100種は昨日過去最高値を更新。
NYダウもSP500も既に過去最高値であとはNASDAQ待ち。
そう考えると、高値の半分以下の日本株はまだまだ道半ばだろう。
因みに・・・。
日本の来期売上高は2.6%の伸びでEPSは14.5%増加。
PERは14.8倍。
アメリカは売上高が1%の伸びでEPSは5.2%の増加。
PERは17倍。
ドイツは売上高が4,7%の伸びでEPSは9.6%の増加。
PERは14.9倍。
中国は売上高が3.7%の伸びでEPSが6.9%の増加。
PERは9.7倍。
世界平均で売上高は1.7%の伸びでEPSは6.2%の増加。
PERは15.7倍。
直近の日経平均のEPSは1126円。
これが14.5%増加するのだから1126×1.145=1289円。
PERが世界平均の15.7倍なら1289円×15.7=20237円。
少し優しすぎる計算だがこれは今期の上方修正を織り込んでいない数字。
もしも今期15%増益ならば・・・。
1030×1.15×1.145×15.7=21293円。
サクラの開花と日経平均2万円。
どちらが早いだろうか。
日経平均想定レンジ
下限19225円(3月メジャーSQ値)〜上限20434円(2000年4月14日、日経平均30銘柄入れ替え前水準)
(兜町カタリスト 櫻井英明)