話題レポート
『相棒のXデーが話題』
『相棒のXデーが話題』=テレビ朝日の人気ドラマ「相棒』で、『Xデー』が、日曜夜の茶の間にちょっとした刺激を与えたようだ。大量発行されている日本国債が暴落するXデーをめぐって殺人事件が絡むというストーリーだが、とくに、政府がその日に備えて銀行のシステムトラブルを意図的に引き起こし事前のテストを行っているという設定には劇とはいえ恐ろしさを感じた方は多いのではなかろうか。確かに、日本の国債発行残高はGDPの2倍規模に達し先進国では危険水域にある。
国民の勤勉性と個人金融資産が国債残高に匹敵する規模にあることが国債暴落を救っているためギリシャのような状況にはならない。ただ、最近はドライな外国人投資家が日本国債の保有比率を高めていることは注意しておきたいところである。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR )