反発スタート、米関税への警戒が後退
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米関税への警戒が後退
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4日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比558円57銭高の3万9078円66銭。
前日の米株式市場は、NYダウは122ドル安と続落した。トランプ米大統領が、カナダ、メキシコ、中国に対する関税を引き上げることを表明したことが嫌気され、NYダウは一時600ドル超の下落となった。ただ、メキシコとカナダに対する関税発動は1カ月先送りとなると伝わると、売り一巡後は下げ幅が縮小した。
これを受け、東京株式市場は買い先行の展開。日経平均株価は前日に1000円超の下落となった反動で急反発している。
東証株価指数(TOPIX)も反発している。
個別では、アドテストや東エレクなどの半導体関連が上昇している。ファストリやリクルートも高い。一方、アサヒや日ハムは下落している。京成やJR東日本も安い。3日に2025年3月期(今期)の連結業績予想を大幅に下方修正した三菱自は急落している。