値下がり優勢、日経平均軟調で
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、日経平均軟調で
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東証グロース市場はこの日の日経平均株価が軟調だったことを受けて、新興市場でも売りが優勢だった。「複数の新規株式公開(IPO)が年末に控えていることから、既存の新興株には資金が回りにくくなっている」との声も聞かれた。
グロースCoreは下落。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比3.34ポイント(0.52%)安の637.13だった。グロース市場ではカバーやタイミーは下落した。一方、GENDAや、Schooが上昇した。
値上がり銘柄数206、値下がり銘柄数320と、値下がりが優勢だった。
個別ではGMOメディア、イーディーピーが一時ストップ高と値を飛ばした。Schoo、フィスコ、シェアリングテクノロジー、Rebase、ジーニーなど8銘柄は年初来高値を更新。ARアドバンストテクノロジ、BlueMeme、ジェノバ、AViC、Birdmanは値上がり率上位に買われた。
一方、VRAIN Solution、ジンジブ、ライスカレー、トランスジェニックグループ、アスカネットなど21銘柄が年初来安値を更新。カイオム・バイオサイエンス、シノプス、シルバーエッグ・テクノロジー、フルッタフルッタ、シンカが売られた。