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続伸、米株高が支え
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、米株高が支え
【寄り付き概況】

24日午前の日経平均株価は、前営業日比57円17銭高の2万6228円42銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、0.18ポイント安の1851.56で始まった。
 
前日の米株式市場は、NYダウが194ドル高と反発。米景気後退への警戒感が強いものの、ハイテク株やディフェンシブの一角が買われ引けにかけ値を上げた。また、為替は1ドル=134円80銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。こうしたなか、日経平均株価は値を上げてスタートした。
 
前日のニューヨーク原油先物相場が下落しており、国内企業のコスト増懸念が後退しているのも一定の支援材料だ。
 
一方、積極的に買いを入れる雰囲気は乏しい。FRBのパウエル議長は23日、米下院で議会証言に臨んだ。インフレ抑制に向けて「無条件で取り組む」と述べ、物価高の抑制を最優先する方針を示した。市場ではFRBの金融引き締めが景気後退につながるとの警戒感は強い。
 
総務省が24日朝に発表した5月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.1%上昇した。相場の反応は限られている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種が高く、値上がりはその他製品、サービス、小売りなど。値下がり上位に石油、空運、保険、不動産など。
 
個別では、味の素や花王は上昇している。第一三共や塩野義、中外薬など医薬品も高い。一方、三菱重やIHI、SUBARU、三菱自は下落している。
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