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半導体関連株などを中心に利益確定売り
【市況】東京株式(後場寄り付き)=半導体関連株などを中心に利益確定売り
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比42円17銭安の2万1542円33銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.82ポイント安の1609.86で始まった。
前日まで上昇が続いていた半導体関連株などを中心に利益確定売りが広がっている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに弱含み。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調
 
個別では、楽天、7&iHDが下押し、ZOZO、ツルハHDは大幅安。任天堂、ガンホーが値を下げ、ソフトバンクG、ファーストリテは弱含み。武田、資生堂、東エレク、SUMCO、キーエンスは下落した。
 
半面、三菱UJが買われ、東京海上は堅調。トヨタ、ブリヂストンは強含み。日立は大幅高。富士通が値を上げ、安川電、ダイキンはしっかりだった。
 
日経平均は日中、海外株や為替の動向睨みで上下に振らされるものの、結局は2万1500円近辺でこう着が続いている。2万1500円を上回る水準では世界経済や企業業績の先行きを警戒した機関投資家、また保有株の縮減に動く金融機関などの売りが出る一方、日足チャート上の25日移動平均線レベル(2万1400円付近)では3月期末の配当権利取りや配当再投資の思惑からの買いが入っているものとみられる。
 
本日から開催される米FOMCの内容を見極めたいなどとの思惑も加わり、後場の日経平均はマイナス圏でややこう着感を強める可能性があるだろう。
 
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