底堅い展開か
底堅い展開か |
明日(16日)の東京株式市場は、きょうまでの3日続伸で日経平均株価が合計481円高と500円近い短期急騰をみせ、昨年12月4日以来約4カ月ぶりに2万2000円台を回復したという達成感もあるが底堅い展開想定する。
出遅れ感のあったTOPIXも年初来高値を更新した。日米閣僚級交渉の内容が気になるところではある。日経平均は大幅高が2日続いたため、短期的には反動もあるかもしれないが、2万2000円より上での値固めが進むかどうかが目先の焦点となる。
ただ、次のターゲットは昨年12月3日につけた2万2698円となるが、そこまでは特段強い抵抗がない。日米交渉が友好ムードで進み、海外市場も堅調が続くようであれば、ある程度過熱感を伴いながらも上昇が続く可能性は十分ある。
■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
22816.00 ボリンジャー:+3σ(13週)
22710.00 均衡表雲上限(週足)
22691.81 ボリンジャー:+2σ(26週)
22397.78 均衡表雲下限(週足)
22350.92 ボリンジャー:+3σ(25日)
22312.73 ボリンジャー:+2σ(13週)
22169.11 ★日経平均株価15日終値
22078.36 ボリンジャー:+2σ(25日)
21964.35 ボリンジャー:+1σ(26週)
21886.29 200日移動平均線
21850.49 均衡表転換線(日足)
21833.81 6日移動平均線
21809.47 ボリンジャー:+1σ(13週)
21805.81 ボリンジャー:+1σ(25日)
21561.30 均衡表転換線(週足)
21561.30 均衡表基準線(日足)
21533.25 25日移動平均線
21306.21 13週移動平均線
21260.69 ボリンジャー:-1σ(25日)
21257.29 均衡表雲上限(日足)
ローソク足はマドを空けて上げ、陽線を引いて取引を終えた。5日、25日、75日の各移動平均線が上昇を続けたほか、終値は昨年12月3日以来およそ4カ月ぶりに200日線を上回った。週足では13週線が26週線を上抜き、強気局面入りを示唆した。
一目均衡表では、転換線と基準線がともに上向いた。遅行線は株価との上方乖離幅を拡大し、買い手優位が一段と鮮明になった。ボリンジャーバンド(25日ベース)では、終値が+2σを上回り、上値拡張局面入りを示唆した
【自社株買い】
(15日大引け後 発表分)
■ココス <9943>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.0%にあたる100万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月16日から20年4月15日まで。