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良好な米指標にドルは買われ、独やユーロ圏指標の悪化にユーロ安
【為替】良好な米指標にドルは買われ、独やユーロ圏指標の悪化にユーロ安
[概況]


欧州市場序盤に当日安値111.755円まで下げたドルは、NY市場に入り発表された3月小売売上高は予想を上回り、新規失業保険申請件数も予想より減少した事などに買われて、NY市場朝方に欧米市場高値となる112.025円まで反発した。
 
しかし4月フィラデルフィア連銀景況指数は予想を下回りドルは112円を維持出来ず、続いて発表された3月景気先行指数は予想通りで、ドルはNY市場安値111.845円まで反落した。
 
しかし其の後はNY株式市場の上昇にドルも買い戻されて中盤に再度112円を回復し、112円を挟んで揉み合いのあと、最後は前日比-6銭の112.005円と112円を維持して引けた。良好な指標や企業決算にNY株式市場は反発したが、この日発表された独やユーロ圏の製造業PMIは予想を下回り、ユーロが大きく売られた(-88銭)事などに連れて、他の主要通貨も値下がりするカタチとなった模様。本日はグッドフライデーで欧米市場が3連休に入る事から、ドルの112円から更なる上昇期待は来週以降に持ち越しではないか。
 


[提供:カネツFX証券株式会社]

 
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