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米ドル円は108円台前半で推移、一方で豪ドル円が軟調。
【為替】米ドル円は108円台前半で推移、一方で豪ドル円が軟調。
[概況]

17日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.390円まで上昇した。
昨日、サウジアラビアの石油施設が攻撃されたことなどの報道を受け、中東情勢の地政学的リスクなどから円買いが進行したが、米国時間から本日の東京時間にかけては、米ドル円は買戻しが優勢となった。
 
一方で、クロス円では豪ドル円が一時73.890円まで下落し軟調に推移している。
9月3日に開催された豪準備銀行における理事会の議事録において、「必要に応じて追加緩和を行う用意ができている」などハト派的な内容が目立ったことが豪ドル売りに繋がったようだ。
現在、欧州時間に入り米ドル円は108.120円付近、豪ドル円は73.910円付近で推移している。
 
この後は8月米鉱工業生産 (予想:前月比0.2% 前回:前月比-0.2%)など米経済指標の発表が予定さている。
テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(108.073円)などが控えており、同線がサポートとなる注目したい。
一方で、豪ドル円では足元で5日移動平均線(74.165円)を下抜けてしまい、レジスタンスとなる可能性も考えられそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 
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