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予想を下回る経済指標の結果にもドルは買われて、一時113円台
【為替】予想を下回る経済指標の結果にもドルは買われて、一時113円台
[概況]

欧州市場以降、特段の材料の無い中で為替市場は米国債利回りの上昇などに徐々にドル高・円売りが優勢となり、欧州市場序盤にドルは112円台半ば、ユーロは132円台半ばを超えた。
 
そしてNY市場に入り発表された9月住宅着工件数と9月住宅建設許可件数は共に予想を下回ったがドル売りは僅かで、NY株式市場が上昇で始まるとドル買いは更に進み、序盤に当日高値113.055円まで上昇した。
 
其の後ドルは113円台は維持出来なかったが、北朝鮮による挑発行為(ミサイル発射や核実験)が無かった事もあって112円台後半で推移し、最後は前日比+71銭高の112.920円で引ける上昇となった。
 
またユーロ(+1.09円)やポンド(+1.09円)も大幅上昇し、南アランド以外の主要通貨は上昇で引けた。この日の米経済指標は予想を下回ったが、米景気拡大への見方からNY株式市場は上昇し、これを受けてドルも素直に買われた様だ。
北朝鮮リスクを警戒しながらドルは上昇の流れを継続出来るかに注目している。


[提供:カネツFX証券株式会社]
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