【為替】【今週の展望】米ゼロ金利長期化を背景に米ドル円の上値は限定的か。

[概況]

今週の外国為替市場において、米ドル円は引き続き米低金利政策の長期化観測などを背景に上値が重い推移となりそうか。
また、週の前半は本邦が祝日となるなか、米主要ハイテク株などの下落を受け、安全通貨として考えられる円が買われる可能性も考えられそうだ。

その他、23日、24日と米国時間において、パウエル米FRB議長とムニューシン米財務長官の議会証言などが予定されている。

テクニカル的には米ドル円は一目均衡表では三役逆転が形成されており、地合いは悪化傾向にある。そのため、転換線（105.152円）や5日移動平均線（105.095円）付近がレジスタンスとなり、上値は限定的となる可能性が考えられそうだ。

[提供：カネツFX証券株式会社]