兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
「休載」
「休載」

「休載」
 
19日のNY株式市場でS&P500とNASDAQは過去最高値を更新。
中国本土での新たな感染者が2日連続で減少。
中国人民銀行は20日に銀行貸し出しの指標金利であるローンプライムレート(LPR)を引き下げる見通し。
「新型コロナウィルスを巡る状況は最悪期を脱したとの安心感が広がっている」という見方だ。
FOMC議事要旨で「年内の金利据え置きについて慎重ながらも楽観的な見方」が示されたことたことも好感された。
アップルが1.4%、エヌビディアが6.1%上昇。
1月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.5%上昇。
2018年10月以来の大幅な伸びで着地。
1月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比3.6%減の156万7000戸。
市場予想の142万5000戸までは落ち込まなかった。
許可件数は約13年ぶりの高水準で「住宅市場が底堅さを保っている」という見方だ。
債券市場ではリスク選好度が高まり国債は売られ利回りは上昇。
10年国債利回りは1.567%。
2年国債利回りは1.426%。
主要通貨に対するドル指数は3年ぶりの水準に上昇。
ドルは対円で1.29%上昇し5月以来の高値となる111.35円水準。
円の下落率は半年ぶりの大きさだった。
恐怖と欲望指数は51→53。
 
 
水曜の日経平均は寄り付き136円高、終値206円高と5日ぶりの反発。
日足は2日ぶりの陽線。
1ドル=110円台の円安トレンドを好感。
中国市場も比較的安定的に推移したことから買い先行。
TOPIXは8日ぶりの反発。
12月機械受注は前月比12.5%減(市場予想8.8%減)と大幅に下振れ。
先日のGDPとは違って今回は「見えないふり」。
市場からは「自立反発」という声も聞こえる。
東証1部の売買代金は2兆1109円と14日連続の2兆円超。
値上がり1245銘柄(前日248銘柄)。
値下がり801銘柄(前日1865銘柄)。
新高値9銘柄(前日12銘柄)。
新安値65銘柄(前日122銘柄)。
騰落レシオは74.24(前日71.94)。
2月SQ値23744円には4連敗。
NTレシオは14.00倍。
サイコロは5勝7敗で41.7%。
右肩下がりの25日線(23594円)からは0.82%のマイナスかい離。
200日(22181円)からは5.50%のプラスかい離。
75日線(23501円)は2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.299% 。
買い方▲11.204%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.270%。
買い方▲19.384%。
空売り比率は42.5%で7日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は6.9%。
Qiock調査の2月14日時点の信用評価損率は▲13.59%と2週ぶりの悪化。
2月7日時点の裁定売り残は1066億円減の8927億円。
2週連続の減少。
当限は1057億円減の6491億円。
翌限以降は8億円減の2435億円。
同裁定買い残は754億円減の5853億円。
2週ぶりの減少。
当限は750億円減の5278億円。
翌限以降は3億円減の574億円。
日経HVは16.9、日経VIは17.04。
日経平均採用銘柄のPERは14.35倍。
EPSは1630円。
PBRは1.12倍。
BPSは20893円。
225先物採用銘柄の益回りは6.97%。
ドル建て日経平均は212.64(12月13日が219.64)。
東証単純平均株価は13円高の2204円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1861円(前日1842円)。
シカゴ225先物終値は日中比215円高の23585円。
高値23665円、安値23215円。
気学では「安値にある時は小底入れを見る日なり」。
金曜は「押し目買いの日」。
サポートだった13週線は(23678円)。
ボリンジャーのマイナス1σが23248円。
一目均衡の雲の上限が23513円。
下限は23396円。
勝手雲の上限が23445円。
下限が23219円。
今日また白くねじれる。
2月14日のマド埋めが23603円。
2月13日のマド埋めが23764円。
今日は変化日で明日が下げの日。
18日の株高の日のように外れて欲しいところ。
今年3勝3敗と五分の木曜日。
 
今年の曜日別勝敗(2月19日まで)

月曜1勝5敗
火曜3勝3敗
水曜5勝2敗
木曜3勝3敗
金曜4勝2敗
 
過去のプレジデント・デー明けのNYダウ動き。

2019年:連休後25日ごろまで上昇。3月前半に向けて調整。
2018年:連休後26日ごろまで上昇。3月後半に向けて調整。
2017年:連休後3月1日ごろまで上昇。4月中旬まで調整。
2016年:連休後も比較的長く上昇継続。
2015年:連休後3月2日ごろまで上昇後調整
これを見ると「連休後の短期間は堅調」。
 
国際通貨基金(IMF)のコメント。
「新型コロナウイルスの感染拡大はすでに中国の経済成長の阻害要因になっている。
他国に感染が広がれば非常に脆弱と見込まれてた2020年の世界経済回復が頓挫する可能性がある。
週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では貿易や気候変動、不平等に関連する不確実性の軽減に向け取り組むよう要請。
不確実性がニューノーマル(新常態)になりつつある。
疫病など一部の不確実性は制御不能だが、避けられる不確実性を新たに作り出すべきではない」。
ただ今年の世界経済成長率見通しを1月時点の3.3%で据え置いた。
10月時点からは0.1%ポイント下方修正。
19年は2.9%だった。
また「気候変動に関連する自然災害が発生した国・地域の年間成長率が平均で0.4%低下する見通し。
政策当局者はエネルギー源の多様化と強靭(きょうじん)なインフラへの投資に集中すべきだ。
質の高い教育や研究、デジタル化への投資を通じ、生活水準の引き上げや給料の良い雇用の創出に焦点を当てる」。
 
中国国家衛生健康委員会は新型コロナウイルスの新規の感染者数を1749人と発表。
1日当たりの新規感染者数としては今月最低。
湖北省外での新規感染者数はわずか56人。
15日連続で減少している。
COVID−19というと一体何?とも考えてしまうが・・・。
そもそも、NYは過去最高値、欧州株価も堅調。
そう考えると「COPID−19」の仕業は本当なのかという疑問も生じるとの指摘。
「問われているのは日本の景気なのではないか」と言われると、さもありなんという思いがする。
 
日経朝刊連載小説「ミチクサ先生」は今日の158回目で休載。
「ミチクサで休載」と思っていたが作者の伊集院静氏は1月21日にくも膜下出血で緊急搬送されていた。
約1カ月分の原稿は残っていたということなのだろう。
明日からは赤神諒氏の「太陽の門」になるという。
 
19日のNYダウは1815ドル高の29348ドルと4日ぶりの反発。
NASDAQは84ポイント高の9817ポイントと3日続伸。
S&P500は15ポイント高の3386ポイントと反発。
ダウ輸送株指数77ポイント高の10943ポイント。
SOX指数は2.61%上昇。
VIX指数は14.37。
3市場の売買高は約72.2億株(直近20日平均75.7億株)。
225先物CME円建ては大証日中比215円高の23585円。
ドル建ては大証比日中比220円高の23590円。
ドル円は111.35円。
10年国債利回りは1.567%。
2年国債利回りは1.426%。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
ETS(1789)・・・動兆
 
ETSに注目する。
同社は送電線、内線工事が主体で通信向けも育成。
特別高圧変電所工事が好調、
Wi−Fi工事も受注。
全国にある24万基のすべての鉄塔を点検するよう電力会社に指示する方針は好感。
 

(兜町カタリスト櫻井)

 
a