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反落スタート、前日の米国株安受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、前日の米国株安受け
【寄り付き概況】




7日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比215円58銭安の2万7670円29銭。東証株価指数(TOPIX)は、10.96ポイント安の1939.26で始まった。

前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落し、引け際に下げ渋ったもののNYダウは一時500ドルを超える下げをみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下落率がNYダウを上回り2%に達した。

FRBによる金融引き締め長期化に伴うリセッション懸念が引き続き重荷となっており、東京市場も足もとで米株市場のリスクオフの影響を受けやすい。週末にメジャーSQ算出を控えており、先物主導の不安定な値動きが想定され、全般は買い手控えムードが強いだろう。

主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も2%超下げ、東京株式市場では東エレクやアドテストなど半導体関連株を中心に売りが出ている。

ニューヨーク原油先物は6日に一時、期近物として約1年ぶりの安値水準まで下落した。原油安は多くの国内企業のコスト低下につながる半面、背景に米金融引き締めに伴う景気の悪化懸念があるため、投資家心理の重荷になっているようだ。

個別では、INPEXや石油資源が下落している。楽天グループやリクルート、NTTデータも売られている。半面、大成建や鹿島が高い。JR東日本や高島屋、東電HDが上昇している。

 
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