もみ合い展開か
もみ合い展開か |
今週は堅調な展開だった。週前半は前週までの非常に強い流れが続き、上を試しに行く展開。日経平均は14日には3万0700円台まで上昇し、取引時間中と終値の両方で年初来高値を更新した。いったんの到達感が出てきたことから、15日、16日は連日で下落したが、15日までは12営業日連続で陽線を形成するなど、場中の動きが強い状況が続いた。
マザーズ指数が急落するなど調整色が強まりそうな場面もあったが、17日は三連休を前にしても先高期待の買いが入り、週間では上昇を達成。週末値で3万0500円台に乗せた。日経平均は週間では約118円の上昇となり、週足では4週連続で陽線を形成した。
来週はもみ合い展開か。
東京株式市場は20日(月)と23日(木)が休場。9月FOMC(21〜22日)の結果は24日に消化するスケジュールとなる。21日と22日はFOMCを前に様子見姿勢が強まりやすく、24日の値動きが週の方向を決めるような展開となるだろう。
ただ、FOMCに関しては、ネガティブサプライズというほどではないだろう。
日経平均は今週、上昇ピッチは鈍った一方、大きくは崩れず週間でも上昇した。高値警戒感と先高期待が交錯するという状況に大きな変化はなく、水準感は大きく変わらないと予想する。売り急ぎは抑制されるとみており、調整はあっても値幅ではなく日柄になるとの見方が強まる週となりそう。
なお、日銀金融政策決定会合が21日〜22日に開催されるが、こちらは現状維持が濃厚な上に、FOMCの結果発表前のイベントであることから、日本株への影響は限定的と予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(17日現在)
32631.72 ボリンジャー:+3σ(25日)
31593.59 ボリンジャー:+3σ(13週)
31442.77 ボリンジャー:+3σ(26週)
31351.33 ボリンジャー:+2σ(25日)
30540.89 ボリンジャー:+2σ(26週)
30526.14 ボリンジャー:+2σ(13週)
30500.05 ★日経平均株価17日終値
30472.40 6日移動平均線
30291.46 均衡表転換線(日足)
30181.21 新値三本足陰転値
30070.94 ボリンジャー:+1σ(25日)
29639.01 ボリンジャー:+1σ(26週)
29458.69 ボリンジャー:+1σ(13週)
28875.30 均衡表転換線(週足)
28875.30 均衡表基準線(週足)
28875.30 均衡表基準線(日足)
28790.55 25日移動平均線
28737.13 26週移動平均線
28546.94 200日移動平均線