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続伸、材料難から模様眺めムード
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、材料難から模様眺めムード
【寄り付き概況】

6日の日経平均株価は小幅に続伸して始まった。始値は前週末比34円79銭高の2万2341円27銭。その後、上げ幅は100円を超えた。
前週末の米国市場が独立記念日の振替休日で休場となったことから新規の手掛かり材料に乏しく模様眺めムードが広がる中、日経平均株価は続伸して始まっている。
米国では前週発表された6月の雇用統計が市場コンセンサスを上回る改善を示したとはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、経済再開活動が遅滞することへの懸念がくすぶっている。
東京株式市場でも国内の感染者数が再び増勢で警戒感が強まっている。ただ、世界的な超金融緩和環境が下値を支えるとの思惑も根強く、日経平均2万2000円台前半で強弱感が対立し一進一退の展開が続きそうだ。
 
5日に投開票された東京都知事選は現職の小池百合子氏が圧勝した。市場では「想定通りの結果」との受け止め方が多く、相場への影響は限られている。
 
週末に九州南部を襲った豪雨では土砂崩れや球磨川の氾濫・決壊により周辺地域に大きな被害が出ているが、「現時点で相場への影響は少ない」との見方が多い。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。業種別TOPIXでは海運業やゴム製品が高い。
 
個別では、トヨタ、ソフトバンクG、ソニー、東エレク、アドバンテスも値を上げている。また、キーエンス、京セラ、TDK、パナソニック、富士通が上伸し、武田、アステラス薬、大日住薬も堅調。このほか、ファーストリテは小幅に続伸している。
 
半面、中外薬、塩野義、テルモ、エスプール、アゴーラHD、リゾートトラが値を下げている。また、エニグモ、タカラバイオ、Eギャランティが軟調で、任天堂が3日ぶりに反落している。

テクニカル的には日リーテック(1938)、カゴメ(2811)、クスリアオキ(3549)、電算シス(3630)、ネクソン(3659)、デジハ(3676)、サイバエージ(4751)、淀鋼(5451)、KeePer(6036)、ディスコ(6146)、土木管理(6171)、JES(6544)、東芝テック(6588)、UMCエレ(6615)、エレコム(6750)、マイクロニクス(6871)、ノジマ(7419)、パンパシ(7532)、ピジョン(7956)、兼松エレ(8096)、北国銀(8363)、ヤマト(9064)、アークス(9948)、ベルク(9974)、ベルーナ(9997)が動兆。
 
人気はステムリム(4599)、TOWA(6315)、インタートレ(3747)、テラ(2191)、わらべや(2918)、平和堂(8276)、MTI(9438)、ピクセル(2743)、東洋合成(4970)、レノバ(9519)、中京医薬(4558)、リボミック(4591)、SKIYAKI(3995)。
 
 

 
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