兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
「メガバンクは相場の最後にやってくる」
「メガバンクは相場の最後にやってくる」
「メガバンクは相場の最後にやってくる」
 
NY株式市場でNYダウとS&P500は下落。
半導体や公益セクターが足を引っ張った。
北海ブレント原油高を受けてエネルギーセクターは上昇した。
NASDAQは0.18%の上昇。
アマゾンの上昇が寄与した。
引け後に決算を発表したナイキは時間外取引で2.89%安。
VIX(恐怖指数)は12.47%。
SKEW指数は138.84に低下した。
コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数は138.4と前月の134.7から予想外の上昇で着地。
2000年9月以来18年ぶりの高水準を記録した。
市場予想は132.0への低下だった。
「米中貿易摩擦が激化する中でも米経済は底堅さを保っていることが浮き彫りとなった」との声が聞こえる。
市場予想は132.0への低下。
国債利回りは上昇(価格は下落)。
10年債利回りは一時3.113%と4カ月ぶりの高水準となった。
トランプ大統領は国連総会で演説し中国の貿易慣行を批判したが市場の反応は限定的。
ドルは軟調。
「今回のFOMCを含め年内はあと2回の利上げ。
来年も数回の利上げがあるとの観測が市場ではほぼ完全に織り込まれている。
ドルの一段の上昇余地はほとんどない」との見方だ。
ドル円は113円手前での推移。
 
 
3連休明けの日経平均は7日続伸。
TOPIXは高値引け。
東証1部の売買代金は3兆3881億円と大商い。
「売買代金は膨らんでいるが9月中間配当権利落ちに伴う再投資の買いが入っているようだ」という見方だ。
新高値132銘柄。
新安値ゼロは記憶の中では今年初となった。
NT倍率は13.15倍に低下。
TOPIXの1.02%上昇に対し、日経平均は0.29%高。
TOPIXはようやく5月21日の戻り高値1813ポイントを抜いて中段もみあい放れとなった。
騰落レシオは129.58%まで上昇。
空売り比率は41.1%と7日ぶりの40%超と意外感だった。
そして空売り比率規制なしが8.9%。
9月14日の10.4%以来の水準。
8%超が相場転換の目安とされるから要注目だ。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.862%。
買い方▲7.855%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.00%。
買い方▲15.84%。
25日線(22836円)からは4.8%、200日線(22446円)からは6.7%のプラスかい離。
日経平均のPERは13.89倍でEPSは1327円。
シカゴ225先物終値は大証日中比70円高の23810円。
高値は23865円。
当然ながら昨日終値奪還すれば権利配当落ち分を埋めたことになる。
日足陽線3本、陰線2本、陽線2本の並びからは陽線期待。
ボリンジャーのプラス2σは23828円、プラス3σは24324円だ。
ちなみに昨年の9月権利落ち日の26日の日経平均は67円39銭安の20330円。
配当落ち分は140円だった。
気学では「前場安いと後場高の日。突っ込み買い良し」。
 
日経朝刊1面トップは「東芝・シャープ正常融資先」の見出し。
メガバンクを悩ませてきた大口融資先の問題が収束に向かう方向だ。
区分が上がれば過去に積んだ引手金を利益として経常することになる。
前期決算で5メガバンクは東芝に対する貸倒引当金は2200億円。
これが経理上は利益に化けることになる。
日本企業の財務面の体力は過去最高水準。
前期の自己資本比率は40.8%。
08年度の35.2%から大幅に増加している。
また前期の格上げ会社から格下げ会社を引いた数は29社。
07年度の75社以来10年ぶりの水準。
今期は格下げが1社で格上げが15社。
相場の最後にやってくるメガバンクという素地は整ってきたという印象だ。
 
 
NYダウは69ドル安の26492ドルと続落。
NASDAQは14ポイント高の8007ポイントと続伸。
S&P500は3ポイント安の2915ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は59ポイント安の11311ポイント。
SOX指数は1.7%下落。
3市場の売買高は66億株。
CME円建ては大証比70円高の23810円。
ドル建ては大証比100ポイント高の23840ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比40円高の23560円。
ドル円は112.97円。
10年国債利回りは3.098%。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
日本サードパーティ(2488)・・・動兆
 
日本サードパーティに注目する。
同社は外資系主体に情報機器ハード・ソフト・保守からIT研修等を展開。
医療機器・ロボットも重点分野で期待感。
AI活用システム、RPA(ロボットによる業務自動化)関連の新分野も伸びている。
RPA事業では化学分析データ処理支援を開始。
自閉症療育プログラム搭載等の人型ロボット新発売。 
病院向けに、予診ロボット「フローリー」発売。
待合室での予診をロボットが行い、データを集約することで本診察の質と効率を高めるという。
 
(兜町カタリスト櫻井)

 
a