米中通商問題警戒し、米ドル円上値重い。
【為替】米中通商問題警戒し、米ドル円上値重い。
|
14日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は上値の重い推移となった。
米中通商関係の悪化が引き続き嫌気されており、東京時間序盤に位置した110.40円付近から、欧州時間序盤にかけては一時110.00円を割れる水準(安値:109.915円)へと下値を広げる格好となった。
トランプ大統領は、対中追加関税措置に関して、本日通商チームと協議し、15日に決定内容を発表する見通しとしており、その動向に注目が集まっている。
テクニカル的には、昨日うわひげが長めな十字線が示現しており、短期的な調整局面への移行が予感される。
心理的な節目ともなる大台110.00円を維持できるかが、ポイントとなるが、仮に同水準を割れこむようであれば、一目均衡表の雲の上限が差し掛かる109.00円付近まで調整安が進む可能性も出てきそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]