兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
値上がり優勢、好決算銘柄への資金流入
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、好決算銘柄への資金流入

 
東証グロース市場は米国の金利低下などを背景に買いが優勢となった。東証マザーズ指数、グロースCoreは続伸。東証マザーズ指数の終値は前日比7.25ポイント(0.93%)高い783.18と、1カ月半ぶりの高値を付けた。
米国のインフレが落ち着くとの見方から1月31日の米株式相場が上昇し、国内のグロース銘柄の買いにつながった。好決算銘柄への資金流入も追い風になった。
 
米国で賃金関連指標などに鈍さが見られて金利が低下したことが、バリュエーションの高い新興企業銘柄への買いを後押しした。ただ、個人など短期資金による買いが中心だったため、「逃げ足も速い」とされ、買いの勢いが鈍ると売りが出て伸び悩む銘柄も見られた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手じまいの動きも出やすかったようで、マザーズ指数は前場中盤以降、上げ幅を縮めた。
 
東証グロース市場ではGセキュリやジェイテックが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。一方、M&A総研は下落した。
値上がり銘柄数312、値下がり銘柄数178と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではジェイテック、グローバルセキュリティエキスパート、ELEMENTS、TDSE、インティメート・マージャーがストップ高。クリングルファーマ、トラース・オン・プロダクトは一時ストップ高と値を飛ばした。クリアル、アドバンスト・メディア、そーせいグループ、キャンバス、グッピーズなど21銘柄は昨年来高値を更新。ベガコーポレーション、ヘリオス、プログリット、ハウテレビジョン、テクノロジーズが買われた。
 
一方、ニフティライフスタイル、SBIリーシングサービス、GENOVA、スマサポが昨年来安値を更新。エコモット、M&A総合研究所、セルシード、イオレ、ナノキャリアが売られた。
 
a