焦点は135.00円か、英ポンド円。
【為替】焦点は135.00円か、英ポンド円。
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20日の欧米外国為替市場は、英ポンド円の上昇が目立った。きっかけは、ユンケル欧州委員長の「EU離脱で合意できると思う」との発言である。これにより英国の合意なき離脱懸念が後退し、英ポンドの買いが活発になったというわけだ。英ポンド円の動きを見ると、上記の発言が伝わる前は134円台後半を推移していたが、発言が伝わるとそこか高値135.51円まで急上昇する展開だった。
そしてその後の足取りもしっかりで、終値は135.33円である。さて、この後の英ポンド円は節目である135.00円を維持できるかがポイントだろう。同水準が堅持できれば、戻り基調の足踏みをより強いものとなりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]