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反発、円安で主力株に買い、投資家心理改善
東京株式(前引け)=反発、円安で主力株に買い、投資家心理改善

15日午前の日経平均株価は反発した。午前終値は前日比89円16銭高の2万2827円77銭だった。
終始買い優勢で、途中伸び悩む場面があったが、下値では押し目買いが厚く前引けにかけて再び上昇傾向となった。
 
欧州中央銀行(ECB)が14日の定例理事会で2019年夏まで政策金利を維持する方針を示した。早期利上げ観測が後退し、主力株中心に買いが先行した。外国為替市場で円相場が1ドル=110円台後半に下落したのも下支え要因となった。
 
米中貿易戦争への警戒は根強く、朝方の買い一巡後は伸び悩む場面があった。証券会社が半導体需要の弱さを指摘し、東エレクやスクリン、アドテストなど半導体関連株が下落したのも全体の重荷になった。
 
市場からは「米中貿易摩擦への懸念はあるが、FOMC(米連邦公開市場委員会)、ECB(欧州中央銀行)理事会とイベントを通過し、ドル・円は落ち着いている。世界経済はしっかりしており、今後は日経平均の2万3000円乗せと値固めから一段高が期待される」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
 
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1599億円、売買高は7億1112万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は900、値下がりは1069、変わらずは115銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、医薬品、陸運業の上昇が目立ち、下落はゴム製品、金属製品、機械など。
 
個別では、外資系証券が目標株価を引き上げた太陽誘電や村田製が大幅高だった。トヨタ自動車、任天堂も高い。ファーストリテイリング、オリエンタルランド、第一三共やエーザイの上昇も目立った。田淵電機が急騰、太陽誘電、西松屋チェーンも物色人気となった。
 
一方、東京エレクトロンが軟調、SUMCO、信越化学工業、コマツや日立建機が売られた。ファナック、KDDI、ホンダも安い。
ヤーマンが大幅安、レーザーテック、ペッパーフードサービスなども下落した。
 
 
東証2部株価指数は前日比22.72ポイント高の7605.30ポイントと9日続伸した。
出来高9503万株。値上がり銘柄数は231、値下がり銘柄数は185となった。
 
個別では、伏木海陸運送がストップ高。パシフィックネット、岡山県貨物運送は一時ストップ高と値を飛ばした。那須電機鉄工、ファインシンター、電業社機械製作所、東芝、キョウデンなど14銘柄は年初来高値を更新。兵機海運、リンコーコーポレーション、ニッチツ、コンテック、アイケイが買われた。
 
一方、アスモ、オーウイル、サンコーテクノ、日本アビオニクス、ジェコーなど6銘柄が年初来安値を更新。ファステップス、野崎印刷紙業、フュートレック、ネットマーケティング、倉庫精練が売られた。
 
 
東証2部株価指数は前日比22.72ポイント高の7605.30ポイントと9日続伸した。
出来高9503万株。値上がり銘柄数は231、値下がり銘柄数は185となった。
 
個別では、伏木海陸運送がストップ高。パシフィックネット、岡山県貨物運送は一時ストップ高と値を飛ばした。那須電機鉄工、ファインシンター、電業社機械製作所、東芝、キョウデンなど14銘柄は年初来高値を更新。兵機海運、リンコーコーポレーション、ニッチツ、コンテック、アイケイが買われた。
 
一方、アスモ、オーウイル、サンコーテクノ、日本アビオニクス、ジェコーなど6銘柄が年初来安値を更新。ファステップス、野崎印刷紙業、フュートレック、ネットマーケティング、倉庫精練が売られた。

 
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