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NYダウ287ドル高、米中貿易交渉進展を期待
【市況】NYダウ287ドル高、米中貿易交渉進展を期待
 
3日のNYダウ工業株30種平均は前週末比287ドル97セント高の2万5826ドル43セントと続伸で終えた。
 
トランプ米大統領と習近平中国国家主席は1日、ブエノスアイレスで首脳会談を開き、両国間の貿易戦争を「一時休戦」することで一致した。トランプ米大統領は2日、中国が米国の自動車に課している40%の関税の引き下げや撤回で同意したとツイッターに投稿した。
 
米国が年明けに予定した対中追加関税の25%への引き上げを当面凍結することなどを市場は好感。中国との取引が多い航空機大手ボーイングなどに買いが膨らみ、ダウは序盤に一時441ドル高まで値を上げた。
半導体関連や自動車のゼネラル・モーターズ(GM)などにも買いが広がった。
 
ロシアとサウジアラビアが生産調整を延長することで合意したと伝わった。原油先物相場が上昇し、石油株や素材株が上げたことも相場の押し上げにつながった。
 
ダウ平均は上げ幅を130ドル高前後まで縮小する場面があった。貿易交渉が進展するとの期待を織り込むかたちで前週末も上げていたため、目先の利益を確定する目的の売りが出た。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や小売が上昇する一方で電気通信サービスや食品・飲料・タバコが下落した。
 
ナスダック総合株価指数は、同110.975ポイント高の7441.512で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主要IT(情報技術)銘柄が上昇したほか、画像処理半導体(GPU)のエヌビディアの上げも目立った。
 
 
個別銘柄では、貿易摩擦への過度な懸念が後退し、ネット小売のアマゾン(AMZN)、携帯端末のアップル(AAPL)、動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)など主要ハイテク株が上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)やマイクロン・テクノロジー(MU)も堅調推移した。原油相場の上昇で、エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連会社が買われた。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
25,826.43+287.97
S&P500種
2,790.37+30.20
ナスダック
7,441.512+110.975
NY金(ドル/トロイオンス)
1,226.00−4.40
NY原油(ドル/バレル)
53.08+2.15
円・ドル
113.62 - 113.63+0.16


 

【シカゴ日本株先物概況】


シカゴ日経平均先物は続伸した。
12月物は前週末比215円高の2万2635円と、3日の大阪取引所の終値を5円下回った。1日の米中首脳会談で米政府による中国製品への追加関税の発動が90日間猶予され、貿易摩擦の激化が避けられるとの見方から買いが入った。

12月物は一時2万2780円まで上げた。
買い一巡後は利益確定目的の売りに押され伸び悩んだ。安値は2万2530円だった。
 
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
22635 ( -5 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
22645 ( +5 )
( )は大阪取引所終値比




【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7062.41(+82.17)
FTSE100種総合株価指数は反発した。前週末の11月30日の終値に比べ82.17ポイント高の7062.41で引けた。
米中首脳会談が貿易摩擦の「一時休戦」という結果となり、市場に買い安心感が広がった。指数構成銘柄全体の約7割が上昇。中国経済の影響を受けやすい資源株などが上げを主導した。
 
個別銘柄では、金属相場の上昇を追い風に終日、鉱業株が大幅高で推移した。ロシアの鉄鋼大手エブラズは一時9%超上昇した。アントファガスタやBHPビリトンなども7%前後、上げた。原油相場が急反発したことで石油株も高くなった。エネルギー関連サービスのウッド・グループの上げが目立った。
銀行株が全面高となったほか、保険株と資産運用株も軒並み上昇した。
 
半面、医薬品のGSKが7%超安と急落した。米がん治療薬ベンチャーのテサロを総額51億ドルで買収するとの発表がきっかけになった。買収額は割高との見方から売りが加速した。また同日に食品・日用品大手の英蘭ユニリーバがGSKのインドの栄養補助食品事業などを買収すると発表した。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11465.46(+208.22)
ドイツ株式指数(DAX)は5営業日ぶりに大幅に反発した。終値は前週末の11月30日と比べて208.22ポイント高の11465.46だった。
1日の米中首脳会談で、米国が中国への追加関税を90日間猶予することで合意した。これを受けて投資家のリスク選好意欲が高まり、構成銘柄の9割近くが上昇した。なかでも中国での売上高が多い自動車株が大幅に上昇した。
 
個別では、BMWとダイムラーが大幅高となり、指数をけん引した。オンライン決済サービスのワイヤーカードの上げも目立った。
一方、不動産のボノビア、航空のルフトハンザが安くなった。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5053.98(+50.06)
フランスの株価指数CAC40は1%以上上昇した。
 
 
 
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