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マザーズ市場展望
マザーズ市場展望
マザーズ指数は1200ポイント近辺で推移する。15日まで7日続伸するなど、力強い動きとなっている。戻り売り圧力の強まる水準ではあるが、6月のIPO(新規上場)のブックビルディングが終わり、新興市場を取り巻く需給環境は改善傾向にある。
 
6月のIPOで最大のプラスアルファ・コンサルティング<4071>のブックが18日で終了。
7月もIPOは続くが、200億円案件のプラスアルファを含む、23銘柄が上場する6月案件のすべてのブックが終了することで、投資家の資金拘束が緩む見込みとなっている。
 
IPOの初値買い意欲がどこまで盛り上がっていくかは不透明ではあるが、投資家の関心が既存市場の主力銘柄よりもIPOの初値買いに向く可能性があるだろう。
モバイルインフラ、ネットワーク構築などを手掛けるベイシス <4068>あたりの値動きに注目しておきたい。
 
主力級銘柄では、メルカリ、フリーなどが力強い動きとなりつつあるものの、決算発表シーズン後から続いていた好業績銘柄物色の風向きが変わりつつある。テーマ性が評価される銘柄も買いが続いていない。注意が必要そうだ。
 
 
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