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日経ジャスダック平均は反落、小口売りに押される展開
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、小口売りに押される展開
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比26円90銭安い3416円00銭だった。
海外市場が好調に推移したことで、投資家のリスクセンチメントが改善し、ジャスダック平均は前日終値付近でもみ合ったが、後場に入ると小口売りに押される展開となった。
新型コロナウイルスの感染拡大を巡って、午後に「東京都の1日当たりの感染者数が60人以上と、緊急事態宣言解除後の最多を更新する見通しとなった」と伝わり、警戒した売りが膨らんだ。
また、香港弁公室から「米国の制裁は行き過ぎ、中国や香港も対抗措置」とのニュースが市場に伝わると、米中対立の激化懸念から、投資心理が悪化し時価総額上位のハーモニックやマクドナルドなどに売りが出たことで下げ幅を拡大し、ほぼこの日の安値圏で取引を終了した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で699億円だった。売買高は2億0761万株だった。値上がり銘柄数は176、値下がり銘柄数は431となった。
 
個別ではANAP、エブレンがストップ安。昭和パックス、ビーイングなど3銘柄は年初来安値を更新。GMOアドパートナーズ、プロルート丸光、ヤマザキ、テラ、チエルが売られた。
 
一方、アプライド、ジャストプランニングがストップ高。ジェイホールディングス、LAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。協和日成、マックスバリュ九州、内外テック、ケイブ、アイ・ピー・エスなど12銘柄は年初来高値を更新。日本テレホン、プラコー、ネクスグループ、暁飯島工業、プロパストが買われた。

 
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